里の秋 早速、新米のもち米で栗ご飯に、茗荷は刻んで味噌汁に。 我が家はすっかり秋色である。 |
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歌が出来るまで 斉藤信夫さんは当時、幕張に住んでおられ、小学校の先生をされていた。 そのときに、里の秋(星月夜)を作詞した。歌詞は今の3番ではなく、父の武運長久を祈り、4番で兵隊さんになりたいという内容であった。 戦後、作曲家の海沼実さんから、変わりに兵隊さんが帰ってくる内容にしましょう、ということで、3番が作られ、里の秋が発表された。 とある |
里の秋
”しずかなしずかな・・・”で始まるこの歌は、戦地にいる父が帰ってくる日をいつかいつかと待っている母と子の歌である。 私が生まれた昭和18年を前後して、この歌が作られた。 この歌を聞いていると、大事な人を今か今かと待ち続ける人の心はいつまでも変わらないんだということをしみじみ感じる。 何故か、じーんと胸にくるものがある。 灼熱の夏が去り、足早に秋が近づいてくる。 あきる野の友人Mさんから立派な大きな栗ととりたての新鮮な茗荷を頂いた。里の秋を聴きながら、栗と茗荷を描いてみました。 (平成18年9月10日)