大晦日  南天

早いもので、もう大晦日になってしまった。 本当に、1年なんてあっという間に、過ぎていく。 正月の花ということで、南天に挑戦してみた。 白い実と赤い実があり、どちらも咳止めに効く。幹は床柱としてつかわれ、金閣寺の床柱は特に有名。古来より、”難を転ずる”という語源から、厄除けの木として、戸口や玄関先によく植えられている。 中国の古くからの南天星信仰で、祝いの時にこの南天竹を植える慣わしがあるという。  南天は平成13年11月に一枚描いたが、之が二枚目になる。       


初雪と赤南天

南天の赤い実と寂しそうな葉をみると、なんとなく、悲しくなり、正月らしくなかった。 雪の中の赤南天はどうだろうということで、挑戦してみた。 紅白で縁起がよいと思い描き上げた。

学名はラテン語ではdomestika、英語ではdomestic。 花言葉は”機知に富む”、”よき家庭”、”私の愛は増すばかり”。

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未と童
直にして温 寛にして栗(りつ)
剛にして虐することなく
簡にして傲(おご)ることなく。
正直であるが、冷ややかでなく、寛大ではあるが、ピリとしたところがあり、剛に過ぎるものは他を虐(しいた)げやすいが、それも無く、大雑把ではあるが、傲慢に陥ることも無い。 舜典

未年

平成15年の干支は未(ひつじ)です。 12の動物たちのなかで一番おとなしくて、従順で、潔癖です。 しかも芯の強いところもあり、よい年になりそうです。 
なにげなく、サイドボードをのぞくと、近所のデパートで、京都展を遣っていた時買ったという、未の置物が目に入り、描いてみた。 殿村 進さん(絵馬師)の本に羊(よう)は祥(しょう)なり。 羊は陰を陽に変えるとあります。 将に一陽来福です。  5月には家族が一人増えるので、未年の筆者もがんばろう。