花と歌 その65(水仙、カトレア、プリムラポリアンサ、花かんざし)

2006年も瞬く間に一ケ月が過ぎようとしている。 カレンダーを1枚めくる毎に、否応なく確実に歳を重ねている。  先週の日曜日に近所の浜辺を散策した。 浜辺では凧揚げ大会で、家族連れやら、愛好家で賑わっていた。 帰り道、ぶらりと花の美術館に寄ってみた。 冬景色の中、館内は一足早い、春爛漫であった。花の絵歌を描くのは約2ヶ月ぶりである。 その中で印象に残った冬の花を4枚描いてみました。 ご笑覧ください。 (平成18年1月29日)

水仙

花自身ももうすぐ春だということを感じているのだろうか。

水仙の花言葉は”自己愛”、”神秘”,”自惚れ”だが、黄色は”気高さ”、”感じやすい心”、”もう一度愛してください”とある。
カトレア

優雅、優しさ、気高さ、色、香りはどの花にも無いものがある。 そんな手に届かない高嶺の花が自分に微笑みかけてるような気がした。
プリムラポリアンサ

冬の寒さ、霜、木枯らしに耐え、可憐な花を咲かせてる健気な姿勢を見ると、心が和む。
Primula(プリムラ)は、「primos(最初)」が語源。 早春、花が他に先駆けて咲くことからが語源だそうだ。 
花かんざし

一瞬、乙女たちが野原で遊んでいる光景が脳裏に浮かんだ。 初めて見る丸くて小さな花だった。

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