花と歌 その64(山茶花、皇帝ダリア)
いよいよ師走となり、文字通り普段は走らない師(御坊さん)が町の中を走り回るという忙しい季節になってしまった。 凡凡と絵歌を描いて、歌をひねり出す、飽きずに、7年もよく続いたものだと、つくづく思う。 一向に絵も歌も字も旨くならない。 ものを見る目が養われたということも無い。 ただ、絵歌を描いている時はすべてを忘れ、集中できる。 そんな時間を持てることで、ストレス解消になっているのかもしれない。 町で見かけた、山茶花と近所の花の美術館で見た大きな皇帝ダリアを描いてみました。 平成17年12月3日
山茶花 椿に似ているが、春に咲くのではなく、初冬に咲き、ばさっと落ちるのでなく、一枚づつ、散っていく。 木枯らしの中で、じっと寒さに耐えて、花を咲かす山茶花が好きだ。花言葉は"無垢” |
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皇帝ダリア こんな背の高いダリアがあるとは思っても見なかった。 4−5メートルほどの高さになりコスモスあるいは向日葵のような見事な可憐な花を咲かせる。 木立ダリアともいい、ナポレオンの妃が好きだったというのがルーツらしい。 |