花と歌 その60(マッシュルーム、茗荷)

ご近所のYさんからマッシュルームと茗荷を頂いた。 亡き父がキノコの栽培が好きだった。 学生時代、休みの日には、兄貴と手伝ったことが懐かしく思い出される。 モッコで、トンネルへ堆肥、黒土運び、これが重くて、なかなかの重労働であった。 マッシュルームの収穫には椎茸と違って、ものすごく神経を使う。 まるい頭の部分を少しでも触ると、傷が付き、売り物に為らない。 昔を思い出しながら、久しぶりに描きました。ご笑覧ください。(平成17年8月20日)

マッシュルーム
マッシュルームは日の入らない薄暗いところで栽培する。 トンネルのなかは夏は天国である。堆肥の上に黒土をのせ、中にマッシュルームの菌を植え付ける。 頂いた真っ白い綺麗なマッシュルームには、いい香りの黒土が付いていた。
茗荷

丸々とした、茗荷。 八百屋さんで見かけるのと、太さ、色、香りがまるで違う。 茗荷は食べ過ぎると、物忘れをするというが、これは、逆にいろいろな記憶が思い出されるような感じがした。

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