花と歌 その47(チコちゃんと、ワンちゃんたち)
来年の干支は鳥。 代表的なのはやはり鶏か。 鶏冠、毛並み、表情など、動物の中で、一番描くのが難しいだろう。 江戸時代の天才画家”伊藤若冲”のように、毎日、毎日、鶏を眺めていなくては描けないかもしれない。 しかし、小鳥は小さくて描きやすい。 坂村真民さんの詩集"二度と無い人生だから小さな鳥の声にも耳を傾けていこう”を思い出しながら、身近にいる我が家の”愛鳥”を描いてみた。 また、新聞記事から微笑ましい、しかも逞しい母犬と可愛らしい子犬の絵歌を描いてみた。 この2枚と以前描いた親子のワンちゃんたちを並べてみました。 平成16年11月23日
籠の外 下の倅が、会社の事務所に舞い込んできたといって、連れて帰ってきたセキセイ・インコウのチコちゃん。それ以来づっと、狭い籠の中、もう7年になる。 鈴木其一(江戸:琳派)”椿に鶯図”より模写。 鶯ではなく我が家のチコちゃんにして。 |
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ワンツースリー ”新潟県中越地震がおきた時、一匹目を出産後、村全体が避難し、しかたなく飼い主と別れた。無人の被災地に残された母犬マリはその後、2匹を出産。 無事、3匹を育て上げ、16日ぶりに飼い主と丸々とした3匹の赤ちゃんが再会した。。。。。。”今朝の読売新聞より。 |
以前描いた親子犬の絵歌です。 (ごまめの歯軋り−1 ”ポコちゃんの仲間たち”より)
リボン結んで 長谷部幹夫画伯のヨークシャテリアの母子犬の模写。 赤のお揃いのリボンが愛くるしい。 |
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千里眼 盲導犬親子をモデルに描く。 実際はもっと白い毛並みである。 母親の凛々しさと、そのそばで子供のあどけなさが可愛いらしい。 |
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母の優しさ逞しさ ゴールデンレトリバーと4匹の赤ちゃん。 新聞の広告より模写。 母親の優しいしぐさに感激し、絵歌にした。 |