花と歌 その42
墓参りを兼ね、伊豆小旅行をした。 富士山麓にある大きな墓所で、年に何回もいけないが、梅雨の小休止ということであろうか、今回は風も無く、きりも無く、まったくの快晴つづきであった。 めったに富士山は近くでは雲がかかって見えないのだが、黒々とした雄大な姿を見ることが出来た。 帰りに道の駅”富士吉田”に寄って、日本の美味しい水百選の富士の清水を汲んでもってかえってきた。 中には大きなポリバケツに何杯ももっていく人もいた。 そこで買ったガーベラの立派なこと。 茎も太く、花もしっかりしていた。今までの感じでは、すぐうなだれてしまう弱いイメージだったが。 是までに、ガーベラは3枚描いたが、どれも細い感じであった。 帰り道、小さな花に出会った。 後で調べたら、名前が分かった。 日々草という花だった。 そんな2つの花を描いてみました。
太陽独り占め 向日葵のように大きな大輪だった。 タンポポと同じように切花にすると、首がたれてしまうだろう。 |
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日々草 前から、この小さな花が気になっていた。いつか、描きたいなぁと思っていた。 花をこよなく愛したMOA美術館の創設者 岡田茂吉さんの歌。 途(みち)の辺に 咲く花にさえ 運命(さだめ)あり 床に活ける ものもありせば |