ローズマリー

3年ほど前になるのだろうか、熱海に旅行した時、ハーブ園に行き、香りがいいので、ローズマリーを買った。 しばらくたつと紫の小さな花がつき、嗚呼、之がハーブの花かと。(平成12年4月作)

雪ノ下
ひっそり咲いてる、こんな花にも太陽がふり注いでくれている。 葉は天婦羅など食用にも、また、腫れ物、癲癇、中耳炎にも効能があるらしい。 特に乾燥させ、煎じ詰めた虎耳草(こじそう)は痔の痛みに好いとのこと。筆者には今のとこは無縁だが。(平成14年1月作)
プリムラポリアンサ

今年の正月に散歩中に見つけた小さな花。  本で調べるとプリムラという名前はさくらそうの代名詞らしい。(平成14年1月作)

マリーゴールド

我が家のマリーゴールドは種を播いてから、3ヶ月たってようやく小さな花をつけた。殆ど手もかけなかったが、ちゃんと咲いてくれたお礼に1枚描いた。(平成14年12月作)

さくらそう

これを買ったときと今では様子が違って、今は満開。 さくらそうは上から見下す花ではなく、水平か、やや仰ぎ見るようにするがよいという。 句は小林一茶のだが、桜の花が終わったあと、一面に咲いているこの花を見て、つくったのだろう。(平成14年12月作)

ポリアン
ホームセンターで見かけた小さい花。 名前が覚えられず、レシートにメモ書きした。 名前を知らないほうがいいんだと星野富弘さんはいっているが、その花の由来など知ると、結構楽しいものです。 プリムラポリアンはサクラソウの外国産原種(平成14年12月作)

花とその歌その7 (小さい花)

花にもいろいろな大きさがある。 アマリリスやボタンなどのように、大輪を咲かせるものや、桜や梅、桃など小さい花もあるが、もっと小さい花が沢山あるというのを意識したのはつい最近のことであった。 先月描いたカランコエとの出会いもあった。 本棚にあった星野富弘さんと三浦綾子さんの対談集を本にした”銀色のあしあと”を読んだ。 その中で、星野富弘さんが菜の花を描いている時に、「小さな花でも描いていると、だんだん大きくなって、逆におれは虫のように小さくなって、花の中を歩いている・・・・・」というくだりがあるが、私は花の壷に吸い込まれていくような感じがする。 そんな小さな花を見ながら以前描いたのと最近の絵歌をいくつかならべました、ご笑覧ください。

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描き終えて

以前描いたドクダミの花、今日の雪ノ下も、日陰でひっそり、小さく咲いていても、よく見ると他に負けない綺麗な顔をしている。 それ以上に食用、薬用に使われて、日陰ではあるが、その存在感をアピールしている。 そんな花を見ていると、改めて、始知人老不如花 ’初めて知る人は老いて花に如かざるを’ の漢詩を思い出す。