お茶の花

よく、お茶は飲むが、花を見たのは初めて。 本によると、茶摘で、1番、2番、3番と新芽を摘み取られると、花のつきようがなくなってしまうらしい。
人間の世界でも同じことがあるような気がする。  

10月から11月に開花
(椿科)
姫椿

小椿、姫椿などの別名を持つ山茶花の一種。11代将軍徳川家斉が大変な山茶花好きだったという。
花の少ない時期に咲く純粋の日本生まれの花。

歌は和羅漢こと愚妻作)

パンジー

この紫と黄色と白を買った。

萬事莫如花下酔
百年似夢中狂
萬事(バンジ)、花の下で酔うに如くは莫(な)し。
百年(すべ)夢中の狂に似たり。
(葛起耕 作)
ピラカンサ

公園の生垣に赤い実をつけてる。 ヒヨドリがこの実が大好きで、よく飛んでくる。

今宵有酒今宵酔 
明日愁来明日愁
(権審 絶句詩より)
ゼラニウム

四季を通じて、花を見ていると、あっという間に、年をとってしまう。


ゆくりなく 一日二日を おくりつつ 六十路あまりに なりにけらしも
(良寛)
胡蝶ラン

荘周夢為胡蝶

荘周夢に胡蝶と為る
荘周とは荘子のこと

孔子、孟子も同じように、夢が現実か現実が夢か,人生をそのように思ったのだろうか。


ヒヤシンス

ヒヤシンスという名前の由来はギリシャ神話。 スパルタの王子でヒヤキントスという美少年が、友達の太陽の神アポロと風の神ゼルフィスと遊んでいるとき、円板が額にあたり不慮の怪我で、死んでしまう。 その血が地に流れ、そこにすみれ色の美しい花が咲いたという。

直・・・正直
温・・・温和
寛・・・寛大
栗・・・栗然 (ピリッとしてること)   舜典より
 

花と歌その5(秋から冬へ)

近頃、ホームセンターの花屋さんには毎年お馴染みの秋から冬にかけての花が多く並べられている。 その中で、よく知っている花をいくつか描きました。 中には、名前がなかなか分からなかったのもあるが、本で調べたり、人に聞いたりして、ようやく分かったのもある。

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