出世兜

長男の初節句に、千駄木の義父より。
もう35年も前だろうか。 
毎年この時期になるとサイドボードの上に飾られている。

節句

房総にある有名なガラス工房で変わった形の花瓶を発見


菅原ガラス工房にて
軒の菖蒲

昔からの言い伝えに、軒下に菖蒲を下げておき、そこに蜘蛛が巣を作ると願い事がかなうという。

ささ蟹とは蜘蛛のこと。
詠み人知らず
杜若(かきつばた)

この杜若には菖蒲、アヤメ、ジャーマンアイリスなどとはちょっと違う質素ではあるが、上品な雰囲気が感じられた。

唐ごろも 
着つつ馴れにし
妻しあれば 
はるばる来ぬる
旅をしぞ思う

カキツバタの5字を並べて作った在原業平の歌.。
夕陽の菖蒲

周りにはいろいろなものがあったが、そのときの記憶では、目に入ったものは夕陽だけだった。


花と歌その17(菖蒲

5月5日は端午の節句。菖蒲を活用して、季節の変わり目を健康に過ごすための節句が、武家の時代を経て、男子の成長を祝う節句になりました。今では「こどもの日」として5月5日に祝いをしますが、この日はもともと五節句の端午の節句にあたり、端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日のことでした。それが、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していたそうだ。
 菖蒲には、古来から健康を保ち、邪気を祓(はら)う力があると信じられていました。菖蒲はいわゆるハーブのように、その葉から出る強い香りが活用されたのです。菖蒲湯に入浴し、菖蒲酒を飲み、菖蒲枕に眠るなど、端午の節句は、まさに菖蒲づくしの一日でした。また、こうした薬効の活用だけでなく、家の軒に菖蒲を飾って邪気を祓うという風習も古くから行われました。
 5月は、春から夏への季節の変わり目にあたり、疲れが出たり病気になりやすい頃です。また、田植えという、稲作の最大の要となる行事が行われれるため、これにそなえて十分な鋭気を養っておく必要がありました。端午の節句には、そんな時期を上手に乗り切る知恵が盛り込まれているのです。 とのことです。。。。菖蒲、あやめ、杜若、アイリス、私には区別がつかないままに何枚も描いた。 それでも、なにか、それぞれ特徴があるのだろうか。以前に描きました節句とその花菖蒲をご覧ください。 今日は菖蒲湯にでも入って一杯。

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