花と歌その13(春爛漫)

一昨年(平成13年)の今頃は関東地方に小雪がぱらつきました。 去年は暖かく、もう今頃は桜もすでに散ってしまった記憶があります。 今年は例年並なのでしょうか。 まだ、桜の便りはありません。 桜といえば、「散る桜残る桜も散る桜」(良寛辞世)と載せましたが、友人より、その句は新撰組の雲井龍雄が作った句だとの指摘がありました。その後、勘違いだったとメールを訂正とお詫びの一句”散る桜残る桜は姥桜”詠み人知らずを添えて頂きました。 よく、見ていてくれているのだと、感謝するとともに、私にとってはそれは余り固執はしてなく、おそらく、その新撰組の雲井龍雄も良寛さんも同じように感じたのだと思います。 我々日本人の桜を愛する気持ちは変わらないということでしょうか。 ちなみに、良寛さんはもう一言「死にとうない」といったらしいです。我が家の狭いベランダにも春がやってきました。 フリージアと水仙が見事に咲きました。 久しぶりに2枚描いてみました。 去年描いたハマナスと一緒にご笑覧ください。

フリージア

去年ベランダのプランタに植えたのをすっかり忘れている。香りがいいので、切花にして、部屋に入れる。甘酸っぱいいい香りが漂ってる。

花言葉: 純潔、無邪気
水仙

こんなにも見事に咲いてくれた。八重咲きのラッパ水仙が我が家に春を呼び込んでくれてる。小さな幸せネ(和羅漢)


無は天地の始まりである。 老子
花言葉: 神秘
ハマナス

北海道だけかと思いきや関東地方の海辺の砂浜でも群生しているところがある。

花言葉:悲しくそして美しく

H14/4月 作

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