花と歌その1
絵を描いてから歌をつける。 その反対に歌ができてから絵をいれる。 また、それらが同時になる。 一番多いのは絵が最初。
歌といっても殆ど、へたくそな自己流の和歌,俳句、川柳もどきもの。 昨年からは孔子、孟子、老子、荘子などの言葉や、その道の大家がつくった漢詩、歌などを入れたりしている。 かならず、作者名を下に入れてある。 殆どは永楽天花酔の駄作である。 今の時期の花をいくつか並べました。 しばし、ご笑覧ください。
琉球朝顔 富津岬で買った、琉球朝顔。 多年草で、普通の朝顔より大振り。色がクリスタルブルーからピンクに変わる。今年は見事に100以上の花が咲いたが。 まだ、見ぬ花に期待を込めて、能書きを見ながら描く。 平成13年夏。。 |
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背伸び やれることしかできない。 と思いながらもどうしても、背伸びしてしまう。 自嘲 平成12年初夏。 |
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愛しき人 愛しき人。。。。といっても、心当たりはないが。 我が家のマリーゴールドはまだ、咲かない。 平成13年夏。 |
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刹那と億劫 時間の一番小さな単位は刹那という。 仏教でいう指パッチン。一番大きい単位は億劫(おっくう)といって、劫の一億倍らしい。 |
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人生は朝露 人生は朝の露のようにはかないものだが、それにしてもなんといつまでも自ら苦しむことが多いのだろうか。 李稜(漢の人騎射の名手) の作。 |
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曲則全 曲則全(きょくすなわちまったし)。 曲がっているからこそ、切られないで、命をまっとうできた。 なまじっか、まっすぐ伸びていれば、たちまちに切られてしまう。 たまたま、ベランダの桔梗が塀に押し付けられ、曲がって育ってしまった。絵と歌が同時に浮かび上がった作品。 老子(楚の人)作。 平成13年夏。 |
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温良恭倹譲 温。。。温かみ、良。。。素直さ、恭。。。恭(うやうや)しさ、倹。。。ひかえめ、譲。。。譲る気持ちで、孔子は常に人に接していた。 孔子(春秋 魯の人) 平成14年夏。 |
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石榴の花 石榴(ざくろ)の実はよく見かけるが、花は初めて。 甘酸っぱさが口に残るようだ。 平成14年春。 |