文献基礎読解5A
2013年度前期 月曜4講時 15回
B3棟2階 211演習室 担当教官:谷口栄一
受講資格:「ドイツ語初級A」を4単位修得済みであることを受講の条件とする。(この科目は、人間社会学部人間科学科の専門科目であるが、他学科もしくは他学部の学生でも、自由選択枠にて受講することができる。)
【メディア・ドイツ語 】
<授業目標>
ドイツ語圏の文化・社会の研究に不可欠なドイツ語読解力を開発する。初級文法修了レヴェルからスタートし、比較的平易な原書・研究文献を読めるところまで到達することをめざす。
<講義概要>
ドイツ語圏の文化・社会の研究に不可欠なドイツ語読解力を開発する。今年度は時事ドイツ語を扱うことにする。
『南ドイツ新聞』『ディー・ヴェルト』 『フランクフルター・アルゲマイネ』『ディー・ツァイト』『デア・シュピーゲル』『フォークス』などドイツを代表する新聞・雑誌の最新の記事を原文で丁寧
に読みながら、EUの機構改革、安全保障問題、地球環境問題、構造改革、青少年・教育問題など、現代ドイツないしヨーロッパが抱える諸問題を考察する。なおこの授業は、十分な家庭学習の時間が必要である。そのことをあらかじめ承知の上、受講してほしい。
<授業計画> 一部変更の可能性あり
@ 4月15日(月)オリエンティールング、ドイツ語圏のマスメディアに関する基礎知識
A
4月22日(月)メディア・ドイツ語(1)
B 4月27日(土)メディア・ドイツ語(2) 接続法 冠飾句 受動態
C 5月 8日(水)メディア・ドイツ語(3) da-前置詞 zu不定詞句
D 5月13日(月)メディア・ドイツ語(4) 不定関係代名詞 話法の助動詞の完了時称
E 5月20日(月)メディア・ドイツ語(5) 指示代名詞 など初級文法知識の補足
F 5月27日(月)メディア・ドイツ語(6)
G
6月 3日(月)メディア・ドイツ語(7)
H
6月10日(月)メディア・ドイツ語(8) 格の用法、認容構文
I 6月17日(月)メディア・ドイツ語(9) 名詞文体・機能動詞
J 6月24日(月)メディア・ドイツ語(10) 枠外配置など 中級文法
K 7月 1日(月)メディア・ドイツ語(11)
L 7月 8日(月)メディア・ドイツ語(12)
M 7月22日(月)メディア・ドイツ語(13)
N 7月29日(月)メディア・ドイツ語(14)
期末試験:8月5日(月)
テキスト:刷り物(最新の記事原文+担当教官自作の注釈書)を配付する
参考書: 高田・初宿編訳:ドイツ憲法集 (信山社)
田沢五郎:独・日・英 ビジネス経済法制辞典(郁文堂)
伊藤光彦:ドイツ語情報世界を読む (白水社)
成績評価:平常の演習態度と期末試験(語学試験)により、総合的に評価する。
自宅学習:毎回授業の終わりに、次回までの予習範囲を指定するので、十分な時間をかけて、その範囲の予習をしてくること。(指定した範囲の和訳ができるように、綿密な予習が求められる。)また、授業で終えた範囲の復習を十分に行っておくこと。