「は、はいいっ!」
八重山に急に名前を呼ばれたので、俺は跳ね上がるようにして起きた。
・・・やばい、今は完全に落ちてた。何秒くらい?何分?気付くと、
すでに黒板上で問題を解きあげたらしい須磨みちるが、俺のことをちらりと見ながら席に帰っていく。