このはなさくや図鑑 〜美しい日本の桜〜

桜の名前から ↑

種名または品種、栽培品種名
Cerasus serrulata ‘Matsumae-benimurasaki’
マツマエベニムラサキ
松前紅紫

花弁のしわの深い所に色の濃淡が見られる。若芽の淡緑色とのコントラストが美しい桜
花弁の先は細かい切れ込みの連続 同時に展葉する若芽

<花の色>
 紅紫色「9703」
<花弁の枚数>
 40枚〜50枚
<花の形>
 八重咲き〜菊咲き 大輪
<花の時期>表記のない場合は近畿基準
 4月中旬〜下旬
<特徴・来歴>
(♀エド × ♂サトザクラ)
 浅利政俊氏によって、昭和41年にエドとサトザクラを交配させた結果、誕生した品種です。花付きが大変よく、毬状、下垂します。色が濃く重弁の品種で希少品種です。私の好きな栽培品種の一つです。


<成立に関係しているサクラ(種)>
C.jamasakura
C.sargentii
C.leveilleana
C.speciosa
C.itosakura
C.incisa
C.apetala
C.companulata
C.maximowiczii
C.pseudocerasus
C.avium
不明


文・撮影:藤原 このはなさくや図鑑〜美しい日本の桜〜第2集-P110、第3集-P26

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