一昨日の日曜日も11時からのデモに参加しました。この日は天気が良かったので9時半に家を出て歩いて行きました。10時半前に「ひろめ市場」に立ち寄るとすでに人が溢れていました。こちらはデモとは関係ないですが。
近くで休憩がてらにコーヒーを飲んで、少し前に会場の緑地公園に入りました。入口で「戦争NO!」と「9条守れ」のカードを受け取って、奥に進みます。
集会が始まって周囲を見回すと、前回よりも少ないように感じます。「もう諦めた人が増えたのだろうか」と思っていると、「入口で渡しているカードは1300枚用意していましたが、それ以上に集まってくれたので1800人くらい参加です。」と言っています。
前回よりも奥の方に広がっていたことと、集団が密集していたので少なく感じたようです。配っていたカードを持っていない人だけでなく、自前のプラカードを持っている人もたくさんいたので、1800人という数字は決して誇張したものではないはずです。
デモの参加者が増えていることに対して、政府側の政治家からは「反対する人は法案をよく理解していない。ムードに煽られているだけ。」という内容の発言をしているようです。2度のデモに参加して、それは全く見当外れだと肌で感じました。
おじさんもおばさんも、この夏は新聞を読む時間が長くなりました。特にデモに参加してからはネットで検索する時間も増えました。読めば読むほど、調べれば調べるほど、この法案に対する疑問が増えるのです。
少なくとも、憲法学者が違憲とすることに対する納得できる説明もないまま、朝日新聞社が12、13両日行った世論調査で、68%の人が今の国会で可決する必要が「ない」(「ある」は20%)という声を押し切って、政権の勝手な解釈で強行採決しようという姿勢は許せません。
ここからは少しくだけて・・・
前回は、朝から酔っ払っていると言われる(実は11時開店ですが)有名な居酒屋「葉牡丹」で一杯やって(車で行ったので、おじさんだけ)帰りました。今回は土佐御苑のランチバイキングで飲みました。
デモに参加したあとで不謹慎ではないかと二人で話しましたが、昼食はしなければなりません。また、一杯やりながらデモを振り返るのも意義あることだと思って決めました。
前回書いたように何らかのことは犠牲にしての参加ですし、初めての参加を決めるにはそれなりの勇気が要りました。「反対の声は上げたいけど・・・」と思いながらデモへの参加を尻込みしている人もいることでしょう。そんな時に「終わったら、ちょっと一杯」を楽しみにデモに参加するのもいいのではないでしょうか。