横断歩道の夜間の自転車
危機一髪

2015年3月15日

先日、あるグループの研修会に参加しました。グループの自主的な勉強会を一般にも公開しているものです。最近参加した研修会の講師がフェイスブックで紹介していたのを見て、関心を持ったものです。

研修会終了後の「おきゃく」(懇親会)の案内もありました。グループのホームページを見ると、おじさんよりずっと若い人達の集まりです。少し気後れしましたが、知らない世界を見ることも大事だと思って両方に申し込みました。

参加者は20名くらいで、半分くらいがメンバー以外の参加だったようです。グループの研修内容は、おじさんがあまり取り組んでいない分野です。前半の研修会では「はりの助」の開発にもつながることもありとても参考になりました。

後半の「おきゃく」はメンバーだけだったので空気を乱さないかと心配しましたが、全員が気持ちよく受け入れてくれました。そして、おじさんの知らない深い内容を熱く語り合っているのを聴いて、とても勉強になりました。

11時過ぎに店が閉店で一次会は終了です。おじさんはそこで別れていつものタクシーを呼びました。タクシーに乗ると若い運転手は、何とワイシャツ姿なのです。厳しい寒さではないですが、コートは離せない時期なのにです。走り出して理由がわかりました。暖房が効きすぎで、窓を少し開けました。

行き先を告げるといつもの道を走ります。片側2車線の広い道路から、もう点滅になっている交差点を右折します。旧道ですがセンターラインもある道路への30度くらいの角度での右折なのでスピードを落とさなくても曲がれるくらいです。

右折前に、右側の歩道を同じ方向に進む自転車が見えました。若い女性でした。ライトは付けてなかったと思いますが、確かではありません。

対向車はなかったのでタクシーはそのまま右折しようとしました。ところが運転手は自転車に気がついていないようです。

「危ない!」

おじさんの叫ぶ声で急ブレーキをかけました。自転車の数十センチ手前で止まり、自転車も一旦止まりました。自転車は転倒することもなく、事なきを得ました。しかし運転手は全く気がついていなかったのです。

おじさんが叫ばなかったら大変なことになっていました。その日は一次会だけだったし、閉店までの時間も短かったのであまり酔ってなくて、周りをよく見ていたのが幸いしました。

歩行者や自転車が青信号で横断するとき、右左折の運転手が気がついていないと今回のようなことが起こります。そんなことも考えて、おじさんは右左折の車の様子を見ながら横断歩道を渡ります。夜間には右左折の車の方向に懐中電灯を照らして横断中であることを知らせています。

今回のことで、横断の前にもライトを後方に向けるなどして横断の意志を伝えることも必要だと思いました。また自転車は必ずライトを付けることはもちろんですが、側面に点滅ライトを付けることも有効ではないかと思いました。

一番の問題は運転手の不注意ですが、もう一つ原因があるように思います。それについてはもう少し整理して、改めて書こうと思います。

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