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先月22日に、ベクターの新着ソフトレビューで「はりの助」がまた紹介されました。記事が掲載されるとホームページのアクセスもダウンロード数の大幅にアップします。そのせいかどうか、他のサイトからもレビュー掲載の許諾を求めるメールが届きました。
そのメールには実際に紹介している記事のアドレス(URL)が記載されていました。取りあえずどんなものか見てみないといけないのでそのアドレスをクリックすると
いきなり上図のメッセージが現れたのです。しかも素早く点滅しています。 この素早く点滅しているのがくせもので、ものすごく焦らされてしまいます。そして冷静に判断できなくなると「ダウンロード」ボタンを押してしまうと思います。
おじさんは疑り深いのでそんなメッセージをすぐに信用することはありません。でも少し考えてみました。ページが表示されてすぐにこのメッセージが表示されたので、本当にチェックされたとしても速すぎるのではないか。その前に外部のプログラムが勝手にパソコンの性能をチェックすることができるのだろうか、とです。
そのあたりのことはあまり勉強していないので、ひょっとしたらものすごく優秀(?)なプログラムがあって、ホームページを表示した相手のパソコンに侵入して、瞬時に判断ができるかもしれません。
少し調べたくなって、他の2台のパソコンでもそのページを開いてみました。表示されるタイミングは違いましたが、同様のメッセージが現れます。試したのは、ビスタ、セブン、エイトの3台です。エイトは先月に新規インストールしたばかりでほとんど使っていません。
メッセージの内容は「性能が低下しているので、エラーを修正しなさい」ということですので、パソコン自体の性能ではなくて、使っている内に ウィンドウズの動作が重くなってきているということでしょう。それなのにほとんど使っていないパソコンにもそのメッセージが出るのはおかしいでしょう。
調べている内に、また別のメッセージが現れました。
これも、とても怪しいものです。
それでインターネットで調べてみると、エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口で、実際に被害にあっている人もいるようです。
「独立行政法人 国民生活センター」のホームページ
エラー表示などでパソコンソフトを購入させる手口に注意
−そのエラー表示は本物??−
でも紹介されています。
インターネット上の情報を鵜呑みにしてはいけないとは常々思っていますが、このような悪意を持った情報に騙される可能性が誰にでもあるのだなと、改めて思わされました。