年賀状は早めに出そうと思いながらいつもバタバタして、今年も投函したのは30日の朝でした。その後で友人と年賀状のことを話していて気になったことがありました。
その友人との共通の友人Aさんのことです。Aさんは喪中だったよねと言うのです。Aさんには年賀状を書いて一緒に投函していました。喪中ハガキはおばさんがきちんとチェックしているのでハガキが届いていたら書いていないはずです。
家に帰って調べると、確かに来ていないというのです。どうしてだろうと思いながらも、出してしまったものは仕方がないねということにしました。
年が明けて数日経ってからAさんから寒中見舞いが届きました。そこには「おじさん達の年賀状が欲しかったので、喪中ハガキは出さなかった」という内容のメッセージが書かれていました。
それで喪中ハガキが来ていなかった訳が分かり安心しました。そして、自分たちの年賀状をそんなに思ってくれることが嬉しくなりました。
毎年暮れになると「今年はどんな年賀状にしようか」と相談しながら、結構思いを込めて作っています。その甲斐があってか、おじさん達の年賀状を楽しみにしていると書いてくれる人もいるので、それなりに楽しんでもらっているのだと思っています。
でも「文字が多いから読んでませんよ」と言われたこともあります。だから批判的に見ている人もいるだろうとは思っているので、独りよがりにならないようにということはいつも気をつけています。
年賀状については内容とは別に「出したらいいのか、出さない方がいいのか」といつも悩みます。原則は前年にもらった人には出すようにしていました。でも今年からは大きく見直しました。
それまでにもずっと検討はしていたのですが、去年届いた年賀状で思い切って判断したのです。明らかにこちらの年賀状が届いてから書いただろうと思う人には最初からは出さないようにしました。
もういいだろうと思って出さなかったら来る、翌年は最初から出すと向こうがこちらのを読んでから出すというように、お互いにもういいだろうと思いながら引きずっていることが、これまでにも結構あったと思います。
止めたいと思っているのに、こちらから出すので仕方なく出してくるという人がいてはいけないので、それで割り切ったのです。
もちろん、一昨年の「嬉しかった電話」<2011年1月10日>で書いたように、「自分ではもう書けないけども、あなたからの年賀状を楽しみにしているので、これからも出して下さい」という人や、後から出すということを前もって言ってくれた人には出しています。
年賀状を出すのにも気を遣いますが、新年を気持ちよく迎えるためには大事なことかもしれませんね。