先日、小旅行をした時のことです。インターネットで予約したホテルに夕方チェックインをすると、「申し訳ございません。」の断りがまず飛び込んできました。
次に聞こえたのが、「私どもの手違いで・・・」というような内容の言葉でした。うまく予約できていなかったのか、と一瞬思ったのですが、私たちの予約したツインの部屋が満室になっていて確保できなかったので、スイートルームを用意しているとのことでした。
もちろん料金は最初に予約したツインの料金だけでいいのです。「申し訳ございません」でなく、「おめでとうございます」と言ってもらってもいいくらいラッキーでした。
ところで、スイートルームというのは、普通の部屋よりも豪華な部屋ですよね。おじさんは昔、スイートルームのスイートは甘いのスイート〈sweet〉だと思っていました。優雅なカップルが宿泊する甘く豪華な部屋を思い浮かべていたのです。でも、本当は〈suite〉なんですよね。
suite
1(ホテルなどの)一続きの部屋《寝室・浴室のほか居間などがある》・・・略
〈ジーニアス英和辞典〉
スイート‐ルーム
(和製語 suite room) ホテルで、寝室・居間・浴室などが揃った続き部屋。
〈広辞苑第5版〉
それを知ってから、ああ、これは音楽の組曲と同じ単語なんだと思ったことを覚えています。
どちらにしても、この日はゆったりとした素敵な部屋で、くつろいだ一時を過ごせました。