毎度恒例・終了後記


普段パラレルは難しいとの認識を持っているので、よもや自分が書くとは夢にも思いませんでしたが……恐るべし、青赤パラレル神のご降臨(笑)
幻水の世界観の上だったので、何とか無事終了しました。
休止期間を含めて半年の連載。途中、色々キビシイこともあったので、自分的に感慨深い一作となりましたです。

 

さて。
ご指摘も多かった
青の外見年齢の不自然さ(笑)
書き始めは確かに26歳をイメージしてました。ラストまで話を考えた時点で15歳に設定。赤と一緒に第二の青春を送らせるためでしたが、かなり無理くさかったですねv
『あの手の顔は15でも26でも大差なかろう、図体も最初から大きかろう。何より、10歳の赤が年上になるまで辛抱たまらんだろう』……そう考えた奥江は青派です(本気)
しかし、肝心な行為にまで持ち込んだことを綺麗さっぱり忘れたあたり、やはり青は不幸かも。

 

カーン氏について。
好きなんですよ〜〜あああ、何故?! 煩悩萌えする美形でも何でもない(ヒドイ)のに、気付くとそこにカーンがいる、みたいな。
この連載は不思議にも掲示板よりメールや通販時のご感想が圧倒的に多かったのですが、『じ、実は私も……』と言ってくださる方が意外に多くて、ちょっと安心してみたり(笑)
「ご先祖様を訪ねてマチルダから来た人」が、本来望ましいポジションだったのです。血筋=その後の後見人で違和感ないし。が、マチルダキャラで残るは白……。
もう通りすがりの他人でいいや、と(笑) 気付くとカーン氏がおさまってました。やはり愛。

 

目覚めた眠り姫(←)赤の記憶について。
これが問題(笑) 
当初、覚えてる・いない、どちらにでもとれるよう曖昧に書くつもりだったのですが、途中で「赤だけ覚えているのって浪漫かも……」と思ったばかりにバレバレに(苦笑)
はい、赤は記憶を喪失してません。「Hしたのも忘れるなんてひどい〜〜」くらいには思っていそうです(嘘)
……それにしても、これほど青のことが好き好き大好きな赤を書いたのは初めてかも。
青は忘れ、赤は覚えている。これを使った長めの後日談を加えて、『蒼き森〜〜』は夏コミにて発行致します。更なるハートフル大団円(笑)、お手に取っていただけると嬉しいです〜。

 

では、長々とお付き合いをありがとうございましたv 
最終感想など聞かせていただけるといいなー……返信遅れっぱなしですが(泣笑)

 

奥江佑紀 拝

 

 

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