まずは最後までお付き合いくださいまして感謝ですv
最初に息子を書いてから一年あまり経ちましたが、如何なものだったでしょう。もともと前作では息子と青赤の『会話』は殆どなく、再録本の書き下ろしで赤と会話させただけなので、さして違和感はなかったのではないか……と思いたいですが(笑)
成人した息子は青の豊かさと赤の思慮深さを備えた、男前な人物としてイメージしています。そんな彼も幼少のみぎりにはアレコレ悩んでオトナになったのね、みたいなものが今回の主テーマだったわけですが。
どうも奥江は「精神を引き継ぐ関係」というものにドリーム持っている模様……(笑)
青おぢさんこと旧青騎士団長ユーリ氏の精神を青と赤それぞれが受け継ぎ、更に二人の精神がプラスされて息子たちに流れていく、という繋がりが我が家の青赤創作の一本の柱となっているような。そうした意味では騎士団は『ファミリー』なわけです。
さて。
『途中でバラすな』と熱心にサブちゃんに警められていたのですが……オリキャラのネーミング。見事にバレたやんけ(笑)
『詰るからナジール』、これは我ながら良い出来の名前じゃ〜と思っていたのですが……嬉々として報告したら、サブちゃんに『姐さん……それ、最後まで聞きたくなかったよ……よよよ』と泣かれました。
ちなみに『カーマイア』、これは夏に出した『焔の記憶』を一番最初に考えたとき、記憶を失くした赤をそう呼ばせようかと思いついた名前です。息子話の方が先に形になったので、使ってしまった……(笑)
赤が前作中で語った通り、青赤の名前を混ぜて作ったものですが、『カーマイア』は奥江が考えたオリキャラの中では『ラディン』と並んで気に入ってます。
少なくとも『マイミー』にしなくて良かったことだけは確かかと。
で〜……問題のアレですが……
息子とミゲリンはプラトニックです(爆笑)
何処となく言動が青くさい突進野郎のミゲリンを、息子が「困った人だな〜」と温和に支えていくというのが今後の関係と思われます。
ただ、精神的には間違いなく 息子×ミゲリン でしょう。お兄さんぶってるミゲリンですが、人間的には完全に息子の方がオトナかと(笑)
息子は相手によって青的部分と赤的部分を使い分け、ミゲリンに対しては赤的要素を発揮する模様。ミゲリンが何をやらかしても、「はいはい、わかってます」「大丈夫、俺がついてますよ」ってな感じで(笑)
一方のミゲリンは「あいつには、おれがいなきゃ駄目だ」なんてえっへん状態。
そして共に赤が初恋であるがために、互いを意識したとしても「……いや、(タイプが激しく)違う。気の迷いだな、ははは」ってな具合で終わり(笑) まあ、一生仲良くやるでしょう。何も身体まで繋がらなくても幸せにはなれます(爆笑)
何でこんなことまで延々と語ったかというと、息子話は今回で本当に完結だから。彼を使って書き残したことはないと思うので。
万一血迷ったとしても、それは内輪の遊び(笑)としてで、公開には至らないと思います。
そういう訳で、息子の未来も仄かに呈示したところでご挨拶。長々とありがとうございました。
最後になりますが……
キリリクだったのに、この始末。
指令者様には伏してお詫びを……(苦笑)
奥江佑紀 拝
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