富士見台クリニックの診療所の日々 倉庫

2012年10月

2012/10/27  伸びやかな生け花




玄関に伸びやかな生け花。2杯の生け花を活かすスペースがないのが残念。事務かずえさんの作品です。


2012/10/26  スイッチOTC薬



医師の処方箋がなければ使用できなかった医薬品で、薬局などで処方箋なしに購入できるように認可された薬品をスイッチOTC薬といいます。スイッチOTC薬の価格は一般的に医療機関で採用されている薬品よりも値段が高く健康保険も適用されません。医師の診察・検査料や処方せん料などが不要なため、同一の薬剤を処方されるのであれば安く済む事も多く、診察や調剤の待ち時間がかからず利便性が高いとされてます。薬は適切に使ってこそ薬であり一歩間違えば毒になることもあります。医師の診察は大切だと思いますが.....如何でしょう。
院外処方の制度は患者さんのためという名目で薬局への支払い分が増え医療費の増加につながってます。スイッチOTC薬は保険が適用されないので医療費の削減にはなりますが、削減部分はすべて患者さん自身の負担になります。薬局はどちらでも.....。薬剤師会は力があるなと思うのは私だけでしょうか。


2012/10/20  花のちから



 

診療所の設計段階で一番気を使ったのが待合室でした。 力強い太い幹と豊かな緑にエネルギーを感じるヤマモモの樹が眺められるようにまず待合室の位置を決めました。診察を待つ患者さんの不安な気持ちが少しでも和むように室内は落ち着いた色使いを心がけ、待合室が暗くならないように窓を大きくし外の光を取り込むようにしました。明るく落ち着いた待合室の雰囲気は患者さんに好評ですが、一番ポイントが高いのは診療所を始めてから飾り続けている花たち。
先日新宿駅構内のコーヒーショップに立ち寄ったら、大きなテーブルの真ん中に飾られたカサブランカの花が無機質な空間を優しく華やかな空間にしてました。やっぱ花っていいもんですね。気持ちのいい空間のために花を届けてくれる患者さんと花の管理をしてくれるスタッフ達に改めて感謝。

2012/10/11  診療時間外の患者さん



先日の夜、他の医療機関を受診し時間外で断られ当院を受診された患者さんがいました。骨折でした。患者さんを断る医療機関はひどいと思われるかもしれませんが、時間外の患者さん一人を診るために沢山のスタッフを引き止め時間外手当を出すことを考えると医療機関経営にはきびしいものがあり一概に責められないと思います。時間外の患者さんを診ると時間外加算というのがありますが、緊急性のない患者さんは時間外に診察しても時間外加算を請求できないという規則があります。緊急性があるかどうかは診察しないと判断できないのに、緊急性がなかったら時間外加算は支払わないというのはちょっとおかしな気がします。緊急性のない患者さんのコンビニ受診(これは本当に困ります)を抑制するための規則だとしたら患者さんに直接何らかのペナルティーを科すべきです。患者さんを診た医療機関の支払いを抑え診察させないように誘導し、現場の患者さんの不満の矛先を医療機関に向けさせるような規則だとしたら ..... 厚生労働省がそんなひどい規則を作るわけないですよね。


2012/10/04  秋の飾り



オレンジ色の木の実とすすきの穂が飾られ秋らしい生け花になりました。10月に入り風が涼しくなり窓を開けて診療してますが、外はまだお陽さまが暑い日が続いてます。体調崩さないように気をつけましょう。10月15日からインフルエンザワクチン接種受け付けます。