ヘンデル像

74歳にして人生初の入院手術、
自分の命を見つめ直した日々の句を…。

今年3月の前立腺PSA検査で数値の急上昇が判明…。
長年担当のドクターが県立がんセンターのOBという
幸運もあり、すぐさまMRI検査の紹介状を書いてくれた…。

ながきよを ラジオとうつら うつらかな

▲事前の検査入院で、夜9時消灯以降の対策としてラジオを持参…。

しゅうとうや ソラがいえいを ごふとせん

▲時計代わりのガラケーに残る、愛猫の遺影を御守りりがわりに…。

ナースらの おくになまりや あきびより

▲県立病院なのに、看護師さんたちの明るさには救われました…。

きゅうじつの ナースキャピキャピ もずびより

▲病室はナースステーション前なので、休日は賑やか…。

きくまくら ますいのように しねるなら

▲実は麻酔が一番怖かったけど、あっという間の6時間だった…。

ながきよを どうびょうおとこ よたりして

▲手術後の同病4人だったけど、私が一番ピンピンしてた…。

たどりきし ちちがせいかよ かきたわわ

▲小さい頃バスで父の実家へ、今は廃屋となっているらしい…。

くぬぎのみ みやげにははと よいのきしゃ

▲父には結核で早世した前妻が…、相続時に初めて知ったなり。

TOP PAGE へ戻る