Last Modified - 15 OCTOBER 2002



2002/10/01

こだわりの大剣使い

画像・大剣を振るメナンドーサ
大剣のモーションは三段目が大きく変わった。

前作までハニュエールの大剣三段目は、小ジャンプしながら振り下ろすというものだった。そのモーションのために攻撃の範囲は二段目までより狭くなってしまい、少ない敵にしか当たらない。更に攻撃後の隙も大きかったため、少々使いづらかった。……私は、それはそれで魅力だと思っていたので、ハニュエールのone-eye Zoeに好んで使わせていたのだ。

今作では三段目のモーションが、身体の右後ろから左へと大きく振り抜く、下段切りに変化した。攻撃範囲が広くなったため、使いやすいことは使いやすいのだが……どうにもスッキリしないのだ。下段切りというのが「安全重視」「手堅い攻撃」という感じで、見た目とっても地味なのだ。前作までのジャンプ切りは、「ハイこれでおしまいッ!」という派手さがあって、区切りがになった。そもそも三段目は隙が大きいからこそあまり出さず、だからこそ出すときは「これでおしまいッ!」だったのだ。

今作では、大剣はあまり使わないかもしれないなぁ。でも、話によると「フロウウェンの大剣」には……前作のアギトのように……色々バージョンがあるということで、そうなると収集したくなる気もするけれど。

オフラインクエスト三昧

10月3日のブロードバンドアダプタ発売を前に、各キャラはオフラインクエストをこなしている。

画像・クエスト「戦いのいしずえ」より
メナンドーサにキリークの旦那がヘタレな台詞を!?
画像・クエスト「悪魔の食物」より
ピリオドはファンタシースターシリーズ伝統(?)のお店に無事到着。

……NPCは三行も喋られて羨ましいですね。


2002/10/03

BbA購入、そしてオンラインへ

ゲームキューブ用ブロードバンドアダプタ発売日。このところ仕事が忙しくなりつつあり、また自宅でも色々やりたいことを抱えていた私は、このBbAの購入にはそれほど執着していなかった。ただ、今すぐ買えなくてもいいなとは思っていたけれど、後々まで買えなくなったりしては困る。だから、あればちゃんと買っておこうかなと思っていたのだ。

会社帰りにゲーム屋によると、BbAは8個、どーんと並んでいた。こんなにあるとは思っていなかったのでちょっと安心。無事にBbAを手に入れることが出来た。

帰宅。BbAを手に入れたとなると、執着の無かったオンラインプレイに強い興味が湧いてくる。取りあえずBbAを本体に装着。余っていたLANケーブルを使って、HUBの口に繋ぐ。……まぁ、試しにオンラインに接続してみましょうか?

PSOの説明書を見ながら、ネットワークの設定を行う。オンラインに接続して、ハンターズライセンスを購入。自分の名前とか住所とかを入れなければならないのだけれど、ここでキーボードの使いづらさを痛感した。キーが小さいこと小さいこと……。

そして遂に、ロビーが表示された。やってきたのだ、新たなパイオニア2に!

画像・シップ選択画面
14もあるシップにまず圧倒される。

PCではシップは7番までだった(JPシップ)。まったく、どのシップを選べばいいのやら(クラクラ)。しかも各シップのプレイヤー数を表示させると、その数はPC版の23時以降のそれを軽く超えている。BbA発売日ということもあるのだろうが、世界の広さ、その差を実感してしまう。

適当なシップ、適当なブロックを選ぶと、ロビーに我がキャラ・Menandozaが表示された。ロビーが広い……そして立体感のあるロビーだ。立っている位置から見下ろす位置にカウンターがある。そして次々と、ハンター達が姿を現す。久し振りの緊張感。

ゲームキューブ版から新たに加わった機能に、「インフォボード」というものがある。これは言うなれば首から下げたプラカードのようなもので、自分のそれに文章を書いておけば、同じロビーにいる人は皆、それを読むことが出来るのだ。もちろん、他人のインフォボードを閲覧することもできる。試しにボードを見てみると、ロビーの何人かが思い思いの文章を書いていた。自己紹介やチームの宣伝、一発ギャグ……なるほど、これは面白い。そして自己主張に便利だ。

もっと色んなインフォボードを読みたくて、カウンターからまた適当に移動してみた。移動先で開いたインフォボードの一覧に、見慣れた名前を見てドキリとした。

画像・「ゾイ」との邂逅
ゾ、ゾイがここに!?

潜り実験から始めてみる

カウンターで部屋の一覧を見ると、「初心者です」とか「初オン」などの初々しい部屋が多くある。やはりBbAの発売は、ハンターズの数を飛躍的に伸ばしたようだ。

さて、部屋に入る前に、まともにオンラインプレイを続けていけるかどうかを確認するため、一人で潜ってみることにした。セガのBBSで、BbA接続環境における切断多発が報告されていたからだ。

画像・部屋の作成
この前に「エピソード1」か「エピソード2」かを選ぶ画面がある。

ハードの森に降りて、ごく普通にプレイ。オンラインプレイをしばらくやっていなかったためにすっかり忘れていたのだが、オンラインなので敵が多く、そして強い。結構な苦戦を耐えながら、森2まで進んでいった。

一度町に行って戻ってきたときに、一つの異変があった。地面に落ちているアイテムが拾えないのだ。何かヤバイ……取りあえず先に進んでいく。出現したラッピーに剣を振るうと、その攻撃はちゃんと命中した。ホッと安心した次の瞬間、既に起こっていた異変は決定的な形となる。

画像・エラーNo.100
落ちました。

そういえば、パイプの移動は通信途絶のきっかけになると聞いたことがある。何度かやった移動のうちの一回に過ぎないので、今はそれほど深刻に見てはいない。

ロビーに腰を落ち着けて

夜にもう一度、オンラインに出掛けた。夕方と比べていよいよ人数が増えている。21時頃だと思ったが、3,000人近くはいたんじゃなかろうか。

適当に移動した先のロビーで、ある方の呟きに反応を返してみた。それがきっかけとなって、居合わせた他の人も徐々に喋り始めて、するうちにすっかり会話の弾むロビーになった。

画像・生まれた会話
一言二言のやり取りが……
画像・弾む会話
やがて花を咲かせる。

ドリームキャスト版の最初の頃から始めていた方が、「ああ、懐かしい雰囲気だ」と喜んでいた。私がやっていたPC版では、このような「居合わせた人達の会話」なんて、滅多になかった。無言のロビーが当たり前だった。……それはとても、新鮮な体験だった。

しまいには、そのロビーに人がやってくるとその人に対して、「こんばんわ」「こんばんわー」と、あちこちから声が掛かるようになっていた。……いつまでこの様な和気あいあいとした雰囲気が続くだろう。長く長く、続くといいね。


2002/10/04

フォマール・Periodで初のオンラインプレイをしたのだけれど、画面写真を撮っておかなかったおかげであまり覚えていないのだ。レイマールさんは覚えているのだけれど、他は確かフォニュームさんとヒューキャストだったかなぁ。確か坑道だけ行ったような。楽しく会話して、最後にギルドカードも交換して。ううむ、記憶が薄い。

そもそも画面写真を撮りにくい環境にあるのだ。画面の取り込みには、現在次のような手順を取る必要がある。

  1. ゲームキューブのパッドを握っている手を放して、
  2. PCのマウスを握り、
  3. 目をテレビからPCのCRTに移して、
  4. マウスポインタが取り込みボタンに乗っているのを確認して、
  5. 左クリック。

……時間が掛かりすぎる。せめて見ている画面が一つだったらねぇ。

初レアモンスター……死亡

ピリオドのオフラインクエストを進める。クエスト「消えた花嫁」は太いフォマール、シシルさんのダイエットに付き合うクエストだ。

画像・クエスト「消えた花嫁」より
同じフォマなのに……シシルさん……。

あまりお金にもならないし、経験値も稼げない。さっさと終わらせてしまおうと、テクニック全開で敵を瞬殺していたのだが、その時、振り向きざまに燃やした「花」に違和感を感じた。……赤い? 花びらが赤い? ……レアモンスターのナルリリーだったのか?

画像・ナルリリー死亡済み
その名、既に黙して語らず。

お花さんはユニット・ジェネラル/マインドを出しました。

引き返すハンター

レイマール・T.e.Rでオンラインへ。冒険に出ないで、種類の増えたロビーを見て回ったり、例によってハンター達のインフォボードを見て回ったりと、のんびりとした行動をしていた。これはいかん、いかんぞっ。ハンターらしく冒険に出なければっ!

意を決して部屋に入ろうと、ロビーのカウンターに近付いた。ロビーの「お立ち台」に、踊るフォマールを見た。それについ反応して声を掛けた。……それが会話の始まりだった。

画像・ロビーの会話
あぁ、また冒険は後回し。

Final Fantasy 11のことや過去に出会ったハンターのことなど色々話しあった。十数分後、会話の参加者の一人が寝落ちか何かで黙して語らなくなったのをきっかけに、その場を去ることにした。別れを告げ、椅子から腰を上げたティイアーの背に、彼の人の声が投げかけられた。

「見知らぬ人よ いつかまた会おう」

その言葉が胸の奥に深く染み渡るのを感じながら、生じた思いを言葉として返した。

「うむ、またいずれ」


2002/10/05

相変わらず、ロビーでの短いチャットに興じている。何処のロビーでもチャットが出来ている訳ではない。むしろ行く先々のロビーは、大抵静まりかえっているものだ。だからこそ、ちょっとお話しが始まるとすかさずそれに乗ってしまうのだ。大切な機会を逃さないってところかな。

そんな機会と面白いインフォボードを求めて移動を続けていたのだが、いい加減部屋に入ろうと意を決し、ロビーで部屋をチェックし始めた。幾つ目かのロビーで、見覚えのある名前のヒューキャストが一人で入っている部屋を見つけた。今日のロビーの渡り歩き中に、行く先々で何度か見掛けた名前だ。確か彼のインフォボードには、GC版からの初心者とか書いてあったと記憶している。

初心者のヒューキャストが一人か……援護しよう。フォマールのPeriodで接続し直して、その部屋に入室した。

彼は礼儀正しい方で、私はいい印象を持った。彼と二人で洞窟を進んでいくと、続いてヒューキャストとフォーマーが参加した。このフォーマーさん、入ってきた時に「よく(回線が)切断されてしまうので、すいませんがよろしく」と断っていた。そして彼は、洞窟2においてその姿を消す。残念ながらその後、彼は帰ってくることがなかった……。

デ・ロル・レ戦の最中に入ってきたレイキャストさんをメンバーに加えて坑道へ。ヒューキャスト二人にレイキャスト、その中にフォマが一人か……テクニック使えるのは私だけ。支援&回復テクニック全開だ! 気合いが入ったね。出土したアンティLV2がもらえて嬉しかった。アンティのディスクはなかなか出ないからなぁ。

坑道終了後、シティで少しお話しした。まだエピソード2をプレイしていないというヒューキャストさん達に、早めにエピソード2を始めておいた方がいいことをお勧めしておいた。私のように、強くなりすぎた状態で神殿や宇宙船をやるのは、とてもつまらないからねぇ。

翌日、部屋主のヒューキャストさんがハード部屋を作ってプレイしているのを見掛けた。順調にレベルを上げているようです。


2002/10/08

ドキッ! 女の子だらけのマリリン・マラソン

レイマール・T.e.Rが部屋に入るやいなや、まだティイアーの姿すら表示されていない画面に「こんばんわー!」という挨拶が三人分表示された。は、早っ! でもちゃんと挨拶のあるのは良いことだ。急いで挨拶を返しつつ、メンバーに対する期待を持つ私だった。

シティに駆けていくと、そこには三人のメンバーが既にいた。ハニュエール、ヒューキャシール、そしてフォニュエールの女子三名。そして私のティイアーがレイマールだから、メンバー全員娘キャラだ。ヒューキャシールと潜るのは初めてだなーとか思っていると、フォニュさんがシティを走り回り始めた。しかもメセタを次々とバラまいている。戸惑う間もなく、それを追ってハニュさんがメセタを拾いながら駆け回り始めた。思わず「何事!?」と言う私に、「お、なかなかいい反応だな」とヒューキャシールさん。……ドタバタの予感です。

四人で降りたハードの洞窟は、予想通りの大騒ぎ。それほど高いレベルのキャラがいないため、敵がどっと押し寄せると結構な苦戦を強いられた。戦いの最中、ハニュさんが大剣を三段全部出しているのを見る。三段で敵を倒しきれないため、当然攻撃後の隙を殴られている。これはレンジャーとして、隙をカバーしなくてはいけないでしょう! すかさずパンパンと小銃を撃っておくのだが、気が付けば私の背後に複数の敵が忍び寄っていて、思い切りぶん殴られたり。

もっとも、死者が出ることはほとんど無かった。洞窟を通して、フォニュさんが一度死んだだけであり、そういう点から見ると、なかなかいい難易度のバランスだったということだと思う。

画像・フォトンブラストのチェイン
事前の打ち合わせ無しで、三連チェインに成功。

ところで洞窟は、長い距離をたんたんと走らされることが多い。ずっと進んだ先の部屋でスイッチを押して、またずっと道を戻っていくパターンになってしまった場合なんかは、メンバー全員ひたすら走る羽目になる。そんな時は、「えっほえっほ」とか喋って紛らわしたりするのだけれど、私の頭の中では決まってバンド「特撮」の歌、「マリリン・マラソン」が流れ回っていたりするのだ。

世界中から人間のクズを集めて行われるマリリン・マラソン
今回も45億人以上が集まっております。
さあ、スタート!
優勝者以外は人生これからずっとビリだ!

今回はそんな時でもメンバーみんな喋りが弾んで、とても楽しい洞窟の旅。なんだかいつもは長い筈の洞窟もあっという間にゴール! デ・ロル・レ戦に辿り着いた。ティイアーもハルベルトに武器を持ち替えて、さくさくと振り回す。道中は大変だったのに、デ・ロル・レは結構楽勝でした。

画像・冒険後のアイテム分配
シーズ リピーターに途轍もない値が要求された!?

アイテムの分配で、幾つか長銃と散弾銃、そして「一億メセタの」シーズリピーターを頂いた。これで少しは、いい銃が使えるようになったかな。


2002/10/09

魅惑の水色文字

今までオンラインで潜っていたのは、フォマール・Periodとレイマール・T.e.Rの二人だけだった。1stキャラのハニュエール・Menandozaは、三人の中で最もレベルが高かったにもかかわらず、ここ数日の「チャット要員」としての位置づけのおかげで、後発キャラとのレベル差がほとんど無い状態になっていた。

こりゃイカン、とメナンドーサでレベル上げをすることに決めたのである。早速、オフラインのハード森へダイブ!

ハニュもレベル29ともなると、流石に森の敵は楽に倒せるようになっている。短剣の流れるようなアクションで次々と敵を屠っていくと、森2で「レスタアンプ」が出土した。アンプシリーズは結構出ているが、ほとんど同じアイテムがダブっていない。色んなアンプがたまって、なかなか楽しい。

更に森2後半の敵ラッシュ、ヒルデベアを倒してすかさずその死骸を駆け抜けようとしたときに、水色の文字が表示された。

画像・ヒルデベアが出した物
ゲームキューブ版初のスペシャルウェポンですっ!

赤箱! スペシャルウェポン! 出る確率が飛躍的に増えたと聞いてはいたものの、私としては初めて目にしたスペシャルウェポン。やっぱりこの水色の文字は心躍ります。

残念ながら装備不可。よくよく見ると、杖のアイコンが付いている。町に戻って鑑定してみた。

画像・鑑定結果
その名は炎杖「アグニ」。

PC版ではスペシャルウェポン扱いになっていなかったアグニ。でも今回は、オリジナルグラフィック付きでスペシャルウェポンに返り咲いている。グラフィック付きだとやっぱり印象が変わるなぁ……実にいい……。ピリオドに持たせるのが楽しみだ。

森一周でテクニックディスクを幾つも入手できて、いい巡回であった。


2002/10/10

昨日ゲットした初スペシャルウェポン・炎杖「アグニ」を、フォマール・Periodにアイテム移動。オフラインでこれが可能になったことが、あの忌まわしき不具合の発生を招いてしまった訳ではあるが……穴が無い形であれば、ある方が確かに便利なのよね。

画像・アイテム移動中
ハニュエール・Menandozaからピリオドへ。

炎杖「アグニ」を装備するには、ピリオドに必要な精神力がまったく足りなかった(必要精神力470に対し、現時点での精神力が222)。装備するのは、まだまだ先になりそうだ。

この日はロビーでチャットした後オフラインに戻り、ピリオドでノーマル遺跡を途中まで行き、フルイド代を稼ぎました。