本三重小塔は播磨如意寺三重塔をモデルにし、寺大工萩野勝巳氏(二見町福里)が自身の仕事の「集大成として、本物の日本建築を残したい との一念で建築」(駒札)されたものという。
壺中庵三重小塔駒札
竣工は平成26年(2014)12月。
小塔は如意寺の1/3のスケールという。高さは約8m(1/3とすれば約7mの計算となるが・・)、一辺は実測で122cm(芯−芯)。白木造。屋根銅板葺き。
小塔といえども、正規の塔婆建築と思われる。平成の塔婆建築として、永く伝世されんことを願う。
2016/04/09撮影:
壺中庵三重小塔11
壺中庵三重小塔12:左図拡大図
壺中庵三重小塔13
壺中庵三重小塔14
壺中庵三重小塔15
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壺中庵三重小塔24
壺中庵三重小塔25
壺中庵三重小塔相輪
神戸新聞(2014/09/27記事:あかし極め人 17)の記事によれば、
「木曾檜材を使用、部品の数は約4000個、自宅の作業場で部品を加工し、現場で組み立てる際に微調整を行う」という。
テレビに於いても、2016年3月28日(月)8チャンネル・カンテレの「よーいドン」の「となりの人間国宝さん」の中で「壺中庵<茶道裏千家名誉師範>」としてかなりの長時間放映される。
※実は本人(s_minaga)も偶々この番組を見ていて、本三重小塔の存在を知る。 |