札幌・江別でのカウンセリング

札幌|のっぽろカウンセリング研究室
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身体と対話すること




 札幌・江別の「のっぽろカウンセリング研究室」です。すべての方が対象になるとはかぎりませんが、心理療法のなかで、自分の身体の一部と対話して頂く場合があります。これは、さまざまな立場で使われるやり方であると思います。

 たとえば、医学的に原因不明の頭痛に悩まされているとすれば、カウンセリング場面でその頭痛と対話するのです。こんな感じです。頭痛に話しかける:「頭痛さん、どうしてそんなに私を苦しめるの?」。今度は自分が頭痛になって、あなた自身に返答する:「どうしてって、ズキズキしなきゃ俺のことに気がつかないだろう」。次いで自分に戻って頭痛に返答する:「あなたいったい誰なの。どうして私に気が付いてほしいの?」。(以下続く)

 世間並みに言えば、カウンセリングでこんなことをするのはバカバカしいことであるかもしれません。しかし、面接のなかで何かに気がついて、痛みの意味を把握することができれば、頭痛に対する感じ方も違ってくるはずです。

 これを行うには、少しだけユーモアのセンスが必要かもしれません。演劇の一人芝居や落語の独演会を見たことのある方はイメージしやすいと思いますが、一人で何人もの役割を演じる必要があります。本気と演技のあいだで、まさに多重人格を演じるわけですから、演劇の素人の私たちが人前で行うのは、ちょっと照れるかもしれません。この方法は、向いている人と向いていない人がいるので、無理にお勧めはしません。





江別など札幌圏のメンタルヘルスのために