<’98.12.05. リトルジャイブ>
12/05(土) リトルジャイブ
藤井康一(ts,vo,ウクレレ、ハーモニカ) 照本史(p、ピアニカ) 恵福浩司(b、vo)
ちょっと小雨混じりの夜、クリスマスまでもう3週間となったこの日は楽しい音楽が一番!ということでリトルジャイブを観に曼陀羅を訪れた。
既に楽しい夜を過ごそうと人が集まっていた。女性が大半でちょっと大人びた雰囲気の中、ライブが始まった。
まずは、”心に悩みがあるときも、家に閉じこもっていては行けない”と「オン・ザ・サニーサイド・ブルース」から(日本語で)。
「L-O-V-E」では、みんなで楽しもうと曲にあわせて”L、O、V、E”と腕を上げることに...外のおじさんが窓を覗き、みんなが”L、O、V、E”と腕を上げるとおじさんも”L、O、V、E”と一緒にポーズをとってくれた。会場は爆笑の渦。
まどろみの時間として恵福氏の歌による演奏ではその低音の歌声に甘くまろやかに包み込まれた。
アンコールには恵福氏のカンツォーネを披露。最後は新年早々発売予定のアルバムから”反省”を演奏。笑いたっぷりの楽しい演奏で幕を閉じた。
JIVE、ブギー、バラードなど、オリジナル曲は勿論、クリスマスソングも披露し、スタンダードも日本語に訳して歌ってくれるので、曲は知っているけれど歌詞がわからない曲も”こんな歌だったのか”と素直に聞き入れられる。途中パフォーマンス有りと和気あいあいの雰囲気。照本氏のピアノソロではクリスマスの夜にとっておきのアレンジを織り交ぜていた。また、藤井氏、恵福氏の語りも和ませていた。
肌寒くなった一時にとてもHIPな夜であった。
<注目!> この度、藤井康一+関ヒトシのアルバムが出ます。発売は年明け早々。タイトルは「あつ燗と中華」。このアルバムを聴けば部屋が明るくなる事間違いなし!
音蔵では曼陀羅でのライブの感想を募集しております。メールはこちら!
(なお、スタッフの審査の上、掲載させていただきます。)
音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。