<新井薬師自警ザントー団、N-Unit Live at 高円寺 稲生座>
新井薬師自警ザントー団 (左から)なっちょ(G, Cho)、某ゆきの(G,Vo) |
N-Unit (左から)白子弘昭(ジャンベ、ブロック、etc.)、 岩本浩二(ボンゴ)、芝井直実(Vo, G, Sax、ブロック)、 北澤孝一 (バラフォン、タブラ、クィーカ、etc.) |
2008.02.01.(金) 新井薬師自警ザントー団、N-Unit Live at 高円寺 稲生座
「ここのところ稲生座に行っていないよなぁ」と思っていたら、新井薬師自警ザントー団がスケジューリングしてました。
「新自も曼陀羅でばかり観てるし...そうだ。もうすぐ稲生座のマスターの一周忌だな」と。
ということで、行ってきました、高円寺 稲生座。
スタート5分前に着くと、丁度某が扉を開けて鉢合わせ。
びっくりしてなっちょを呼んでくれて、新年のご挨拶。
するとお店のエミちゃん到着。
「もう入れるよ」ということでお店の中へ。
マスターの渋谷さんの遺影に挨拶して、線香をあげて席に着く。
この日は新自が最初。
お客さんも一杯になり、新自のステージです。
まず、「ヤッテモータ」から。
やっぱ某の声は一番デカい。
稲生座のステージは何度も観ているから他のミュージシャンと比較して、声の通りといい張りといい「デカい」。
(それでもいがらっぽい声。90%ぐらいの調子だな。)
曲が終わってお客さんの拍手に「メリハリキッチリしなさい」と早くも説教。
「あれからドーよ」では、お客さんに手拍子要求。
だんだんお客さんも和んできて、某のMCに返すようになる。
「人非ニンバ」、そして「DRAMA」と続く。
パワーで押し切る。
MCは派遣業務の内容もちらほら。
笑いもしかり、勉強にもなるといった内容。
「過去の人になったのさ」 、「不運」と切ない曲を続けた後、頑張れと「平次」。
「ひとそれぞれ」で最高潮!
お客さん一杯で某が酸欠状態。曲のブレーク中にお客さんに扉を開けてもらい、空気の入れ替え。
最後にしっとり「KL」で終了。
毎回自分の曲にどんどんアレンジを変えていく。
お客さんのツボを刺激するように変えてくるのは新自流。
ライブの雰囲気を嗅ぎながらMCも変化する。
そして、いつもと違うライブハウスで聴くだけでも新鮮でした。
音も稲生座の響き、周りのお客さんが違うと反応も違うからね。
新自は何度観ても飽きないよ。
しばし休憩の後、対バン、N-Unit。
民族楽器が置いてあったので、私は興味津々でおりました。
演奏が始まると、土の匂い、そして平原を駆け抜けるようなリズムが響く。
旅の途中、みんなで囲みながら演奏しているように繰り広げられていく。
そのリズムが揺れながらじわじわと移ろっていく。
どこまでも続く平原と届きそうのない空に放たれていく感覚。
芝井直実さんは心地よい体温を感じさせてくれる歌声であります。
強く叩いているわけでもないし、音が大きいわけでもない。
けれども、自然と心と体を揺り動かし、共鳴しようとする自分がいた。
これがグルーブというんだよな。
この日アンコールでは、「幾何学模様の隙間から」を演奏。
一日の仕事をねぎらうように奏でられて、この日のライブは終了した。
ライブ終了後にお店に流れた音楽は初期のサンタナ。
もう、レイチェル、やってくれるよ。
N-Unitの北澤さんと白子さんと少しお話させてもらった。
そして新自のお二人とぎりぎりまで談笑して、見送ってもらいながら稲生座を後にした。
この日はお客さんが立ち見となる状態の満員御礼。
そして前半の新自のお客さんもきっちりN-Unitのライブまで聴いておりました。
新自のお客さんへの教育は行き届いているね。
そして、また新たな良きミュージシャンの音楽に出会えてしまった。
今年もツイテルぞ!!
新井薬師自警ザントー団のHPはこちら ⇒
N-Unitの北澤孝一氏のHPはこちら ⇒
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新井薬師自警ザントー団
某ゆきの(G,Vo)、なっちょ(G, Cho)
N-Unit
芝井直実(Vo, G, Sax、ブロック)、
北澤孝一 (バラフォン、タブラ、クィーカ、etc.)、
白子弘昭(ジャンベ、ブロック、etc.)、岩本浩二(ボンゴ)
芝井直実
岩本浩二&芝井直実
芝井直実&北澤孝一
白子弘昭&岩本浩二
北澤孝一
芝井直実&北澤孝一
白子弘昭&岩本浩二
音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
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