意匠課 【車両画像の陰影】

「車両の絵を書こうにも、陰影のつけかたがよくわからない!」
という方が結構いらっしゃるようです。

そこで、フリーのペイントソフトを使って簡単に陰影をつける技をご紹介します。
この技の基本は「色」と「陰影」を別々に作成するところにあります。

標準的な四角い車両なら、サンプルとして用意した陰影画像を使えば
色を塗るだけで、きれいに陰影をつけられます。
もっと複雑な形状の車両では、陰影画像も自分で用意しなければなりませんが、
同じやりかたで陰影をつけることができます。

ペイントツールを選ぶ

まずは、使用するペイントツールを選びます。
といっても、なんでも良いわけではありません。

必要なのは「レイヤー機能」があって重ね合わせに「乗算」モードが使えること
・・・といってもなんのことかわからないかもしれませんが、
フリーソフトで、条件に合ったものをいくつかご紹介しておきます。

PictBear
http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/piccam/paint/pictbear.html
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw4/pw004718.html
Pixia
http://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/piccam/paint/pixia.html
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw4/pw004701.html
LitePaint
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw4/pw004950.html

Macromedia Fireworksとか、Adobe Photoshopなど、市販のペイントソフトも
ほとんどはレイヤー機能がありますので、使い慣れた市販ソフトがあるなら、
それをお使いください。

練習用画像のダウンロード

練習用画像ダウンロード

↑を右クリックして「対象をファイルに保存」してください。
ダウンロードしたファイルはlzh圧縮ファイルです。
解凍すると二枚の画像が展開されます。

画像のひとつは、屋根以外全面緑色で塗りつぶした、色づけ用の
基本画像です。もうひとつは、陰影画像です。

※練習に使うときは、画像をコピーして使用することをお奨めします。

描画の手順

実際の描画の手順はpdfファイル(閲覧にはAdobe Acrobat Readerが必要)
にまとめてあります。

ご利用のペイントツール別に解説してありますので、
以下からご使用のツール名と同じ物をクリックしてご覧ください。

※ダウンロードして保存したい場合は、リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」してください。