防災について

  その時の、一瞬のあなたの行動が、自分・家族・みんなを守ります


     1 はじめに                    11 徳島県に於ける災害対策拠点
     2 南海地震・東南海地震           12 とくしま地震防災県民憲章
     3 地震の際の心得10カ条           13 徳島市における災害時の避難場所
     4 津波に対する心得             
     5 地震とは
                      
     6 気象庁震度階級                 
       7 台風とは                                
     8 啓発情報のポイント
       徳島県防災センター見学写真
    10 過去の災害事例

       

1 はじめに
 わが国:日本は、世界でも有数の地震国であり、これまで地震により、あるいは地震発生に
伴う津波により、多くの被害を受けてきました。

世界では、1931年~1980年の50年間に マグニチュード 7以上の地震は、490回発生日本
では、その14%の68回発生しているとのことです。


 最近では、2011年3月11日午後2時46分、三陸沖から南北500K、幅200kにわたり3層のズレ破壊を震源とするMG8・8(MG9・0に変更)の国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけて強い揺れと津波が襲った。
震源の深さは約10キロメートル 死者1万5844人・行方不明者3451人 避難者33万4786人(2012年1月3日現在)「警察庁まとめ」による。東日本大震災:気象庁は「東北地方太平洋地震」と命名
 福島第一原子力発電所の被害拡大、放射線漏れ問題が発生、近隣の警戒区域を設定、原則として立ち入りが禁止された。(現在 まだ問題が解決されていない。)

 三陸沖では、同年3月9日 MG7・3が発生している。

010年2月27日:南米チリ地震、マグニチュード8・5死者約700人、200万人が被災。2010年1月12日:カリブ海のハイチ大地震死者約10万人「阪神」と同じ内陸直下型が発生、2006年5月インドネシア ジャワ中部地震によって約5,800人の犠牲者が出ています。


2007年8月16日南米ペルー:イカ州ピスコ(ペルー沖地震)で死者510人、負傷者1500人が出ています。

更に、2008年5月13日中国南西部の四川省汶川県(ぶんせん)でM7・8の大地震が発生、死者
6万9146人、行方不明者1万7516人、負傷者10万人超(2008・6・12現在)に達したとのことである。


また、わが国は、台風の常襲地帯に立地している状況です。
台風の上陸は、年平均3回とのことですが、戦後1,000人以上の死者・行方不明者を出した
台風は、昭和20年 枕崎台風(3,756人)・昭和22年 カスリーン台風(1,529人)・昭和29年
洞爺丸台風(1,698人)・昭和33年狩野川台風(1,269人)・昭和34年伊勢湾台風(5,101人)

平成17年台風17号は、鳥取県・香川県・愛知県・高知県に犠牲者が出ています。

世界を見ますと、2005年8月 米国を襲ったハリケーン・カトリーナは、犠牲者約1,800人、被害
総額は100億ドルを超え、米国経済に大きな打撃を与えました。


天災は、忘れた頃にやって来る。喉元過ぎれば、熱さ忘れる。備えあれば、憂いなし等々平時
においては冷静に判断もでき、行動できるものですが、いざともなれば、慌てるのが、人間とし
ての弱さでしょうか?

私は自分は、常日頃から天災に備えているので、完全に行動できると言い切れる人は、○○人
いるでしょうか?

私は実体験として、昭和21年12月21日AM4時19分発生の
南海地震を10歳の時に、北海道:
札幌勤務時代に
釧路沖地震(1993年1月15日)、また同年7月12日北海道南西沖地震(奥尻島)
M7・8・震度6の烈震(
地震計が設置されていないため推定)、地震後3分~5分という速さで津波
に襲われ、奥尻島は一瞬にして数百棟の家と200名以上の人命が失われました。

現在、
台風を積極的に操ろうという研究が、米国大気環境研究所のホフマン首席研究委員ほか
で進められているとのことです。

台風の中心付近の温度を少し変えただけで、台風の進路や規模などが大きく変わることを発見。
実例として、巨大ハリケーン(アンドリュー)及び他の台風を大型コンピュータで再現して、進路を
変更させることに成功したとのことですが、実用化するためには、まだ15年から20年はかかると
のことです。

あの大きな自然エネルギーを、環境を壊すことなく活用できる時代が到来すれば、全世界にとっ
て、人類にとって莫大な資源となります。
実用化への成功を期待しております。

9月1日は、防災の日です。
私は改めて徳島県立防災センターへ赴き、災害の怖さを再確認してきました。

              徳島県立防災センター
         


               〒771-0204
             徳島県板野郡北島町鯛浜字大西165
             TEL088-683-2000 FAX088-683-2002

              
             開館時間 9時・・・17時
             休館日  月曜日・第1火曜日・年末年始(12月28-1月4日)
                    月曜日が祝日の場合は、開館、翌日休館です。
                    第1火曜日が祝日の場合は、開館します。
             利用については、無料です。


                     防災センター案内図
         
                           

2 南海地震とは
南海地震とは、紀伊半島南端から土佐湾までの地域及びその周辺地域に南海トラフ沿いで、
フィリピン海プレートが陸側のプレートの下に潜り込み、プレートの沈み込みに伴う陸側のプレ
ートの変形が
限界に達した時、元に戻ろうとして急激に連動する際に発生する海溝型地震です。

  東南海地震とは
東南海地震とは、同じ南海トラフ沿いの遠州灘西部から紀伊半島南端までの地域で発生する
地震です。

東南海、南海地震は、歴史的に見て、100年から150年間隔でマグニチュード8程度の地震が
発生しています。

最近では、東南海地震が昭和19年に、南海地震が昭和21年に発生していることから、
今世紀
前半に発生する恐れがある
とされています。

             

                  海溝型地震発生のメカニズム


           

3 地震の際の心得10ヶ条

地震のさいの心得10ヶ条




3ー2 大地震のときの心得(気象庁の情報誌から抜粋) 3-図示と重複しますが、再度ご参照ください。

1 テーブルや机の下に身を隠し、慌てて外に飛び出さないこと。

家の中にいるときに、大きな揺れを感じたら、まず丈夫なテーブルや机の下に隠れて身の
安全を確保(できれば、布団類で頭:身体を包む)し、あわてて外へ飛び出さない。


2 大地震は、1分過ぎたらまず安心であること。

地震の揺れは、長くても1分過ぎたらおさまる。火の始末は、やけどをしないように落ちつい
て行う。 
                      
                       
                                                                
3 テレビやラジオをつけて、地震の情報を得ること。

地震が起きたら、テレビやラジオをつけて気象台等々が発表する津波予報や地震・津波に
関する情報を入手する。

4 海岸でグラッときたら高台へ避難すること。


海岸にいるときに大きな揺れや長い時間ゆっくりとした揺れを感じたら、津波の恐れがある
ので直ちに高台へ移動、避難する。


5 自動販売機やビルの傍には、近づかないこと。

屋外で大きな揺れを感じたら、看板の落下、ビルの窓から割れたガラスの落下、ブロック塀

や自動販売機まどの倒壊に注意する。

6 山崩れや崖崩れに気をつけること。

切り立った崖のそばや地盤の軟弱な傾斜地などで大きな揺れを感じたら、山崩れ
崖崩れ
恐れがあるので注意する


7 避難は徒歩で、荷物は最小限にすること。

車での避難は、渋滞に見舞われ防災活動や避難の妨げとなる恐れがあるので、持ち物は
最小限にして徒歩で避難する。


8 余震が起きてもあわてずに、正しい情報に従って行動すること。

大地震のあと、余震がしばらく続く場合があるので注意する。また、災害時には、未確認の
情報がデマとなり、混乱を招く場合があるので、正しい情報を入手して行動するようにする。


9 不意の地震に、日頃の用意・準備を怠らないこと。

地震は、突然襲ってくる。常日頃から避難方法、場所や医療機関などを確認しておく。また、
携帯ラジオ・懐中電灯などの防災用品を普段から用意し、点検しておく。


 津波に対する心得・・・・・陸地にいる人の場合
 2011年3月11日い発生した東日本大震災の大津波は、一瞬のうちに地獄と化し、死者、
行方不明者を含め約2万人
の犠牲者と広範囲にわたる家屋等々甚大な被害が発生した。

2004年12月に発生したスマトラ沖地震による津波は、インド洋沿岸の諸国を襲い、20万人
以上の犠牲者を数えた史上最大規模の災害でした。テレビでは荒れ狂う濁流が陸上を駆け
上がる映像等々について、繰り返えし放送され、今まさに押し寄せる津波の恐ろしさと、そこ
から逃げる
避難する難しさが報道されていました。

津波の9割は、地震による海底の地殻変動で発生しています。まれに火山の爆発、海底での
地滑り、隕石の落下などが原因になることがあるようです。

津波による破壊力は、大変強力です。押し寄せる波だけではなく、海へ引き返す波の力も強く
人や家屋などを飲み込んで奪い去ります。また津波は、河川を遡りますから、沿岸部に加え、
河川流域でも警戒が十分必要です。


治にいて乱を忘れず。天災に対する防備は、各人で励行しようではありませんか。


1 強い地震(震度4程度以上)を感じたとき、または弱い地震であっても長いゆっくりした
ゆれを感じたときは、直ちに海浜から離れ、急いで安全な場所に避難すること。
「高台へ避難すること。」

2 地震を感じなくても、津波警報が発表されたときは、直ちに海浜から離れ、急いで安全
な場所に避難すること。


3 正しい情報をラジオ・テレビ・広報車などを通じて入手すること。

4 津波注意報でも、海水浴や磯釣りは危険なので行わないこと。

5 津波は、繰り返し襲ってくるので、警報・注意報解除でも気を緩めないこと。



  津波に対する心得・・・・・船舶の場合

1 強い地震(震度4程度以上)を感じたとき、または弱い地震であっても長い時間ゆっくり
とした揺れを感じたときは、直ちに港外(水深の深い、広い地域)
退避すること。


2 地震を感じなくても、津波警報、注意報が発表されたら、すぐ港外へ退避すること。

3 正しい情報をラジオ・テレビ、無線などを通じて入手すること。

4 港外避難できない小型船は、高い所へ引き上げて、固縛するなど最善の措置をとること。

   (注)港外退避、小型船の引き上げ等は、時間的余裕がある場合のみ行うこと。

5 津波は、繰り返し襲ってくるので、警報・注意報解除まで気を緩めないこと。

                                
      
地震とは

*地震とは
地球内部の岩石には、周囲から絶えず力が加えられている。このため、その岩石は歪む。
その歪は周囲からの力が大きくなるととともに次第に増大し、歪みに
耐え切れなくなった
岩石
は、ついに破壊に至る。破壊した時の衝撃が四方八方に伝わり、地表を揺り動かす。
これが地震である。


岩石の破壊は、通常、ある面の両側が、互いに反対向きにずれるように起こり、その面を
境にくい違いが生じる。これが地震断層である。


*地震波とは
岩石が破壊したときの衝撃は、地中を波の形で伝わる。これが地震波である。

*地震計
地震波が伝わってきたときの大地の揺れ(地震動)を記録する装置を地震計という。
棒の一端をつるし、他の端に重錘を取り付けて作った振り子の動きは、地震動による大地
の動きと一定の関係があることが知られている。この振り子の性質を応用したもの。

*マグニチュード

地震の規模を表す単位。記号はM。100K離れた地震計が記録した最大振幅の対数値を
用いる。

Mと地震波の形で放出されるエネルギーとの間には、標準的にはMの値が1だけ大きくなる
とエネルギーは約32(≒√1000)倍に、2だけ大きくなるとエネルギーは、1000倍になるという
関係がある。

*震度
Mは、地震そのものの大きさを表す量である。これに対して震度は、ある地点の地震動によ
る揺れの強さを表す量である。



 気象庁震度階級
震度 名称      説      明      参  考  事  項
 0 無感 人体に感じないで、地震計に記録される程度静止 吊り下げ物のわずかに揺れるのが目視される。
 1 微震 した人。または地震に敏感な人が感じる 立っていては、感じない場合が多い。
 2 軽震 大勢の人に感ずる程度:戸障子がわずかに動く
のが、分かるぐらいの地震
つり下げものの動くのが分かり、立っていても揺
れをわずかに感じるが、動いていれば感じない
 3 弱震 家屋が揺れ戸障子がガタガタ鳴動し電燈など
吊り下げ物は相当揺れ、器内の水面の動くのが
分かる程度の地震
ちょっと驚くほどに感じ眠っている人も目をさますが
戸外に飛び出すまでもないし、恐怖感はない。歩いて
いる場合、感じない人もいる。
 4 中震 家屋の動揺が激しくすわりの悪い花瓶などは
倒れ、器内の水はあふれ出る。歩いている人にも
感じられ、多くの人は戸外に飛び出す程度の地震
眠っている人は、飛び起き恐怖感を覚える。電柱・
立木などの揺れるのが分かる。一般家屋の瓦がずれる
のがあっても、被害はない。軽い眩暈を覚える。
 5 強震 壁に割れ目が入り、墓石・石灯籠が倒れたり、煙突
石垣などが破損する程度の地震

立っていることがかなり難しい。一般家屋に軽微な被害
が出始める。軟弱な地盤では、割れたり、崩れたりする。
すわりの悪い家具は倒れる。
 6 烈震 家屋の倒壊は、30%以下で山崩れは起き、地割れ
を生じ多くの人々が立っていることができない状態
の地震
歩行は難しく、這わないと動けない。
 7  激震 家屋の倒壊が30%に及び、山崩れ、地割れ断層
などを生じる。
歩行は難しく、這わないと動けない


7 台風とは

台風とは、国際的な取り決めにより日付け変更線(東経180度)より西の太平洋・南シナ海で生ま
れた熱帯低気圧のうち
中心付近の最大風速が77・2m/S以上のものを台風と呼びます。


台風の規模(大きさ)は、暴風域の広さで表します。
*大型の台風・・・・・風速15m/S以上の暴風域が半径800km
*超大型の台風・・・風速15m/S以上の暴風域が半径800km以上


 台風の目・・・・・暖かい海水(水蒸気)をエネルギーとして、上昇気流が生まれ反時計回りの雲
             の渦ができます。強い渦ができると中心の気圧は下がり、下降気流が発生し
             その渦の中心を台風の目といいます。

                 


       風速(秒速)と被害の目安

10m/S 樹木全体が揺れ、電線が鳴る。雨傘をさしていると壊れることがある。
15m/S 取り付けの悪い看板が飛ぶことがある。
20m/S 身体を30度ぐらい傾けないと立っていられない。風に向かっては歩きにくい。子供は
飛ばされそうになる。
25m/S 屋根・瓦が飛ばされる。樹木が折れる。煙突が倒れる。
30m/S 雨戸がたわんで、敷居から外れ吹き抜かれる。屋根が飛ばされることがある。
しっかりしていない家が倒れることがある。
35m/S 列車の客車が倒れることがある。
40m/S 身体45度に傾けないと倒れる。小石が飛ぶ。
50m/S 大抵の木造住宅は倒れる。樹木は根こそぎになる。
60m/S 鉄塔が曲がることがある。

 啓発情報のポイント

水害による被害を軽減するには、水害に注意すべき場所や状況、台風・豪雨時にとるべき
行動等についてあらかじめ理解しておく必要があります(下図参照)。また、台風や豪雨
はある程度、襲来の時期や規模などを予測することができますので、ふだんから気象情報
に十分注意して、風や雨に対する万全の対策を講じることが大切です。また、近年被害が
増えている集中豪雨時の地下空間の危険性や災害弱者等の避難支援方法についてあらかじ
め把握しておくことも重要です。

啓発情報のポイント

8-2啓発情報のポイント

火山災害による被害を軽減するには、火山活動の前兆現象や噴火現象、情報のながれや
噴火時にとるべき
行動等をあらかじめ理解しておく必要があります(下図参照)。その
ためにもふだんから、災害時の行動を想定して訓練しておくとともに、家族で災害につ
いて話し合ったり、連絡方法や集合場所などを決めておくようにしましょう。

啓発情報のポイント

                                

          

 徳島県立防災センターでの見学写真  

    

           
        

        

        

        

        

        

        

                      センター自慢のミニ消防車

                 

        

        

              救急法 体験室:猛暑到来 水泳時期です。体験は大切です。

        

        

        子供たちの夏休み体験 全員まじめに挑戦 引率の先生方 ご苦労様でした。


   
                わが家でできる点検と非常時の品物等々
           
        

        

        

         備えあれば憂いなし。防災グッズの数々 わが家に何点あるのか?

非常用品チェック表

非常用備蓄品
□ 飲料水:1人1日3リットルの水

□ 食料:「常温で長期保存ができる」「調理が不要」「かさばらず備蓄スペースが節約できるもの」
     「栄養価が高い」「高齢者・幼児用に配慮する」

     (例) カンパン・レトルト食品(粥など)・ミルク・ラーメン・お菓子類・缶詰等々

□ 日常生活品:懐中電灯」「携帯ラジオ」「カセットコンロ」「タオル」「トイレットペーパー」「軍手」
      「ウエットテッシュ」「ビニール袋」「着替え」「おむつ」等々

*非常用持ち出し品・・・総量5kgが目安  
□ 自分に必要な品

      「非常持出袋」「眼鏡」「入れ歯」「常用している薬」「生理用品」「紙おむつ」等々
□ 貴重品(預金通帳・印鑑等々)
□ 携帯ラジオ(電池を忘れないこと。)
□ 懐中電灯
□ 軍手
□ 衣類
□ 雨具
□ 常備薬
□ 身分証明書
□ 現金(小銭)
□ 飲料水
□ 非常用食料
□ その他必要と思われるもの。

災害時救出に備えての準備品(広報とくしま2007・9・1抜粋)
災害時の救出に対する備えも大切です。
□ ハンマー  壁や屋根等を破壊することができる。
□ 斧      同 上
□ 鋸      同 上
□ スコップ   同 上
□ 角材(太さ10cm以上)   梃子(てこ)として利用し、持ち上げることができる。
□ 鉄パイプ(太さ5cm以上)  同 上
□ 車のジャッキ         同 上
□ その他必要と思われる物
                         
       

10 過去の災害事例

                     明治時代以降、わが国で100人以上の
                  死者:行方不明者が出た地震:津波 
    

 年 月 日   地  震  名 死者:行方不明者
1872・ 3・14 浜田地震 804
1891・10・28 濃尾地震 7,273
1894・10・22 庄内地震 726
1896・ 6・15 明治三陸地震:津波 22,072
1923・ 9・ 1 関東地震 142,807
1925・ 5・23 北但馬地震 428
1927・ 3・ 7 北丹後地震 2,925
1930・11・26 北伊豆地震 272
1933・ 3・ 3 昭和三陸地震:津波 3,064
1943・ 9・10 鳥取地震 1,083
1944・12・ 7 東南海地震 998
1945・ 1・13 三河地震 1,961
1946・12・21 南海道地震 1,330
1948・ 6・28 福井地震 3,769
1960・ 5・23 チリ地震:津波 142
1983・ 5・26 日本海中部地震 104
1993・ 7・12 北海道南西沖地震 231
1995・ 1・17 兵庫県南部地震 6,437
2007・ 7・16 △中越沖地震 重軽傷者1897 △11
2011・ 3・11 東北地方太平洋沖地震 15,844人
行方不明者3451人

                                                 2012:1:3現在

                          △印 死者100名以下(参考として載せました。)

      *兵庫県南部地震(気象庁により付けられた名称)
      *阪神:淡路大震災(政府が付けた名称・・・平成7年2月14日閣議決定)

           死   者       6,434人
           行方不明         3人
          負 傷 者       43,792人

           避難人数     30万人以上
           住宅被害 全壊 104,906棟
                  半壊 144,274棟
               一部損壊 390,506棟
       その他 火災被害・道路・橋梁・河川・崖崩れ等々 被災総額 10兆円規模


        過去の大震災は、様々な教訓を残しています。
       災害時の危機管理・幅広い医療体制、支援の交通手段、通信等情報の収集、
       インフラや住宅の強度の見直し、避難所、仮設住宅、ボランティア活動の支援
       等々の問題、災害の予防・発生時と復興に 関する施策は, まだまだ十分とは
       いえません。
       治にいて乱を忘れず。更なる改善と研究を・・・そして、日頃の防災訓練等々を
       お願 いしたい。

       
自分の身は、自分で守るには、限界があることは、過去の事例が示しています。

       公助への期待 これまた限界があることは、過去の事例が示しており、被害規
       模が大きければ、大きいほど期待できません。
大きな問題点の一つです。

        防災の基本は、あくまでも自助であり、地域での取り組み、近隣の防災力を高
       めることが大切であると言われています。


私の苦い経験 昭和51年 高知を襲った台風 家族を守るべきか?職場施設等を守るべきか?
結論は、職場を優先すべきである。

当時の高知市長は、災害を前にして、自分の身は自分で守ってほしいと宣言:放送を繰り返す。
妻は、幼い子供2人を抱え、床上浸水間違いなしの台風 泣き叫ぶ妻子に対し、 頑張れ 後を頼むの
一言を残して職場へ緊急 非常登庁した経験があります。

40年が過ぎようとしている現在でも、台風来襲の都度、家族を救わなかったその事をポツリと言われます。
妻は、幼い長男・長女を抱え、不安と闘いながら、死を覚悟して頑張ったそうです。

11 徳島県に於ける災害対策拠点

(1) 徳島県庁に設置している災害対策本部
    自衛隊への赴援依頼(要請)

(2) 各市町村設置の災害対策本部(支部)

(3) 徳島県警察本部:各署等&徳島県消防各署

(4) 徳島県立防災センター

(5) 徳島新放送会館(18:10:1竣工、徳島駅近くに開館しました。)

開館に当たっての徳島放送局長の挨拶(抜粋)
「新会館は、特に地震や洪水等々に強い設計になっており、台風、豪雨災害時、そして予想
される南海、東南海地震が発生したときには、対策拠点の一つとして威力を発揮するここと
思います
公共放送の使命である緊急報道は、徳島県民にとって唯一の情報源であります。」
心強い施設の一つが、誕生しました。


(6) その他 医療機関:地域諸団体等々  例・・・自主防災組織(自治会活動の一環として取り組む
                                     組織等)団体
12 とくしま地震防災県民憲章

私たちは「南海地震発生時の死者ゼロ」の実現を目指しています。そのためには

◆ 自らの生命・財産は自らで守るという「自助
◆ 自分たちの地域は自分たちで共に支え合うという「共助
◆ 行政が地震や津波に強い社会づくりを進めるという「
公助

それぞれが、役割を十分に果たすとともに、相互の密接な連携、協働が大切です。
私たちは、地震災害から尊い生命や貴重な財産を守るため、共に力を合わせ、一体となって
地震防災対策に取り組むことを決意し、ここに
「とくしま地震防災県民憲章」を定めます。

南海地震に備えよう!(取り組み)
【個人】
1 一人ひとりが、地震防災について正しい知識と技能を身に付けます。

▼地震と津波の仕組みについてよく知りましょう。
▼地震防災の訓練や研修会に積極的に参加しましょう。

▼日頃から災害に対する備えを心がけましょう。
▼地域社会の一員として、どのような貢献ができるかを考えましょう。


【家庭】
2 家族皆んなで、わが家の地震防災対策について、話し合い実行します。

▼わが家の耐震診断や耐震補強を実施しましょう。
▼家の中や周りを安全点検し、家具の転倒防止等を実施しましょう。
▼揺れの最中の行動や避難時の出火防止について話し合いましょう。
▼避難の場所と経路、家族の安否確認方法について、話し合いましょう。
▼災害に備え、水・食料や非常用持ち出し品の準備をしましょう。


【地域】
3 地域の皆んなが参加する実践的な自主防災活動を行います。

▼地域の全世帯が参加した自主防災組織をつくりましょう。
▼災害時要援護者など地域の実情を把握し、効果的な自主防災活動を進めましょう。
▼防災リーダーが中心になって、勉強会や防災訓練を実施しましょう。
▼防災用資材を整備しましょう。
▼近隣の自主防災組織と連携体制づくりを進めましょう。 (例) 町内会 自治会単位


【学校・事業所】
4 学校や事業所等で主体的な地震防災活動に取り組みます。

▼施設などの安全点検を実施し、適切な対策をとりましょう。
▼学校では、児童・生徒などに対する防災教育や避難訓練を実施しましょう。
▼事業所では、事業継続計画(BCP)等の防災計画早期に策定し、実行しましょう。
▼地域や自治体の防災活動に積極的に協力しましょう。


【行政】
5 県や市町村は、総合的な地震防災計画を着実に推進します。

▼市町村は、地域に見合った防災対策を実施します。
▼県は、広域的な防災対策を実施するとともに、市町村等が行う防災業務を支援します。
▼県と市町村は、関係機関や他の自治体と協力をしていきます。


【社会】
6 「地震に強いとくしま」づくりのため、自助・共助・公助の連携体制をつくります。

▼県民、事業者、行政などが、それぞれの役割に応じて、防災対策に取り組みましょう。
▼県民総ぐるみで南海地震に備えた県民運動を展開しましょう。


いち早く情報をチェックして!
とくしま防災メール」をあなたの携帯電話に配信し、災害に関する緊急情報(気象警報:
地震や津波警報など)を知らせています。
携帯電話ホームページの「
徳島ケータイ県庁」より登録が可能です。

下のアドレスをクリックしてください。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=http%3A%2F%2Fwww.bousai.pref.
tokushima.jp%2Fbousaimailtop.html&fr=top_v2&tid=top_v2&ei=euc-jp&
search.x=1&x=30&y=10


徳島ケータイ県庁:アドレスは、次のとおりです。
http://www.bousai.prel.tokoushima.jp/bousaimailtop.html

13 徳島市における災害時の避難場所  皆さん確認しておきましょう。

 <新町・内町地区>     私たちの避難場所
 内町コミセン 幸町会館  新町小学校 ②内町小学校  文化センター 城東高校 ③市立体育館
 県立青少年センター
     市中央公民館  市社会福祉センター  県精神保健福祉サンター 
 ①県郷土文化会館     県医師会館

 <佐古地区>
 佐古コミセン  佐古小学校  JA会館  とくしま社会保険センター(売却:平成10年3月まで)

 <西富田地区>
 西富田コミセン  天理教名東大教会

 <東富田地区>
 東富田コミセン  県建設センター


 <昭和地区>
 昭和コミセン  昭和小学校  富田中学校  県立総合福祉センター ポリテクセンター徳島

 <渭東地区>
 渭東コミセン  福島小学校  城東小学校  城東中学校  徳島商業高校  徳島東工業高校

 市木工会館

 渭北地区>
 渭北コミセン  助任小学校  徳島中学校  付属小学校  付属中学校   徳島大学常三島体育館
 あけばの授産センター  ウェルシティ
徳島(旧厚生年金会館)

 <加茂地区>
 加茂コミセン  千松小学校  城西中学校  城北高校  徳島工業高校  城の内高校  徳島中央高校

 県トラック会館  県立障害者交流プラザ    JA徳島支所

 <加茂名地区>
 加茂名コミセン  加茂名小学校  加茂名南小学校  加茂名中学校  城西高校  日赤徳島支部  

 JA加茂名支所  天理教国名大教会  島田会館   加茂名中央会館 徳島大学蔵本体育館
 徳島テクノスクール 県農林水産総合技術支援センター森林林業研究所 名東保育所 
蔵本野球場
 看護専門学校    県立看護学院

 <津田地区>
 津田コミセン  津田小学校  津田中学校  津田幼稚園  新浜西保育所


 <沖洲地区>
 沖洲コミセン  沖洲小学校  市立高校  JA渭北支所


 <八万地区>
 八万中央コミセン 八万コミセン 八万小学校 八万南小学校 八万中学校 城南高校 徳島文理大学

 アスティとくしま  徳島文理中高校  ふれあい健康館 徳島簡易保険保養センター   盲学校 
 JA八万支所  天理教勝華分教会  天理教八万文教会

 <多家良地区>
 多家良中央コミセン 丈六コミセン 宮井小学校 渋野公民館 八多保育所 丈六保育所 飯谷公民館

 宮井小学校八多分校  神谷院=通称日浦公民館  JA多家良支所     天理教勝浦分教室

 <勝占地区>
 勝占中部コミセン  勝占東部コミセン  大松小学校  方上小学校  論田小学校  南部中学校
 方上保育所  方上公民館  B&C徳島海洋センター フォルクスワーゲン徳島  県運転免許センター
 
JA勝占支所  大原保育園  三軒屋集会所  県住西須賀団地集会所

 
<上八万地区>
 上八万コミセン  一宮コミセン  上八万小学校  一宮小学校  明善会館  一宮老人ルーム

 一宮会館  しらさぎ台まちづくり活動センター  西願寺  園瀬病院  JA眉山支所  大日寺

 <不動地区>
 不動コミセン  不動小学校  不動中学校  不動公民館喜来る分館  不動文化会館  JA不動支所

 顕正寺

 <入田地区>
 入田コミセン  入田小学校  入田中学校  観正寺  西福寺  徳島カントリークラブ 
 JA眉山支所 
 西部出張所   天理教入田分教会

 <川内地区>
 川内町民会館  川内北小学校  川内南小学校  川内中学校  市立スポーツセンター
 JA川内支所
 徳島健康科学総合センター 

 <応神地区>
 応神コミセン  応神小学校  応神中学校  応神公栄会館  四国大学  生光学園

 <国府地区>
 国府コミセン  国府小学校  国府中学校  西矢野会館  天理教国光分教会  国府養護学校


 <南井上地区>
 南井上コミセン  南井上小学校  市農村環境改善センター  井戸北公会堂 
 

 <北井上地区>
 北井上コミセン  北井上小学校  北井上中学校  むつみ会館 JA北井上支所


 広域避難場所
 地震発生時などにおける延焼火災から危険を避けるための一時的な避難空地を広域避難場所として
 指定しています。

 徳島中央公園  蔵本公園  徳島大学総合運動場  徳島市立高校  田宮運動公園  城南高校
 富田中学校  津田小学校  しらさぎ台中央グラウンド ふれあい健康館   山城公園

 避難時連絡先
 消防局代表=電話656(1190)


                          
 このページの先頭へ