第75番五岳山 誕生院善通寺(ぜんつうじ) 
             

                     善通寺近辺地図
               
                           JR善通寺駅から 徒歩約20分

                             善通寺境内 配置図
                
                                   配置図2
                          

                  
                         善通寺裏側駐車場から西院にかかる済世橋

           
                    唐風の正覚門                    御影堂(大師堂)

           
                遍照金剛閣(仁王門)大草履               遍照金剛閣(仁王門)
          
                  
                               第75番善通寺 金堂(本堂))
                                               
                  
                                      五重塔

                                                         

 山 号   五岳山
 院 号  誕生院
 寺 号  善通寺
 本 尊  薬師如来
 開 基  弘法大師
 宗 派  真言宗善通寺派総本山

              住  所  〒765−8506 香川県善通寺市善通寺町3−3−1
                       電 話  (0877)62−0111

           御真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
          
御詠歌  われ住まば よも消え果てじ 善通寺 深き誓いの法のとぼしび

        ー善通寺縁起から抜粋ー
 
         善通寺は真言宗善通寺派の総本山である。

  善通寺略縁起等
  大同2年(807) 唐から帰朝した弘法大師は、佐伯一門の氏寺として先祖菩提
のため唐の青龍寺(空海が、恵果阿閣梨から密教の全てを伝授された。)を模して
伽藍の創立にかかった。弘仁4年(813)七堂伽藍が完成する。
弘法大師は、薬師如来を刻み本尊として安置した。

  永禄年間(1558〜70)に本堂は兵火により焼失したが、本尊は焼失から免れた。
現在の本堂(金堂)は、貞享2年(1685)に再建された。

  弘法大師誕生の地であり、紀州高野山の金剛峯寺、京都の東寺ともに大師三
霊場の一つである。
      
  善通寺の山号は五岳山といいます。香色山・筆山・我拝師山・中山及び火上山
の五峯が背後等に連なっている。

  境内に入ると45万uという広大な敷地に圧倒される。大師の父、善通の荘園だっ
たとのことです。

  境内は、通路を挟んで、東院(伽藍)と西院(誕生院)に分かれている。
東院には本堂(金堂)、五重塔、釈迦堂、五社明神、足利尊氏利生塔、三帝御廟
などがある。樹齢千年を超えるという大楠もある。
西院には、御影堂など大師誕生にまつわる遺跡、御影の池(大師が、唐へ渡る前
に自分の顔を池に映して自画像を描き、母:玉依御前に贈ったという池)大師誕生
の産湯の井戸などが沢山ある。

  戒壇めぐり
  御影堂の地下に精神修業の場として設けられています。
@ 闇の中、左手を左側の壁に沿え「南無大師遍照金剛」と唱えながら歩んでいく。
A 中央広間には、弘法大師と御両親、四国霊場八十八ケ所霊場の御本尊が祀ら
 れている。
B 両側の壁には、密教蔓荼羅の三十七の仏様が描かれている。
C 足元には、四国八十八ケ所のお砂が敷き詰められている。



             
右の写真(アイコン)をクリックしてください。
           biglobeウェブリアルバム
(善通寺等写真)へリンクします。

      

                            

           第74番甲山寺へ      第76番金蔵寺へ

                         四国霊場(総括)