第41番稲荷山 護国院龍光寺(りゅうこうじ)
        

            龍光寺近辺地図
           
               JR伊予宮野下駅から バス成妙行き 森ノ鼻下車 徒歩 約20分

                            龍光寺境内 配置図
                          

                 
                                第41番龍光寺 本堂

                 
                                    大師堂

          
                                七福神

                  
                         御本尊               納  経

 山 号   稲荷山
 院 号  護国院
 寺 号  龍光寺(りゅうこうじ) 
 本 尊  十一面観世音菩薩
 開 基  弘法大師
 宗 派  真言宗御室派

住  所  愛媛県宇和島市三間町戸雁173
電 話 (0895)58−2186

             御真言  おん まか きゃろにきゃ そわか
             御詠歌  この神は 三国流布の 密教を 守り給わむ ちかいとぞきく

  龍光寺略縁起等(抜粋)
  宇和島は、伊達家十万石の城下町その宇和島から北東へ約10kmほどで、
三間平野に出る。龍光寺は、三間平野を見下ろす小高い山上に所在する。
   
  大同2年(807)弘法大師が、この地へ巡錫すると、稻束を背負った白髪の
老人が現れ、「われ この地に住み、法教を守護し、庶民を利益せん」と告げ
姿を消した
  弘法大師は、この老翁が五穀大明神の化身であると悟り、尊像の十一面
観世音菩薩像を、さらに脇士に不動明王、毘沙門天を刻み、堂宇を建立して
安置し、「稲荷山・龍光寺」と号して、四国霊場の総鎮守の寺として開創し、
四国霊場第41番札所と定められたと伝えられている。

  創建のころから神仏習合の寺であった龍光寺は
稲荷寺として信仰され、
維持されてきたが、明治初年、新政府の廃仏毀釈令により旧本堂は、「稲荷社」
となった。
  新しく本堂が建立され、本地仏の十一面観世音菩薩像が本尊として安置さ
れた。その隣りに弘法大師勧請の稲荷明神も一緒に祀られている。


  地元では、「三間のお稲荷さん」と呼ばれ、親しまれている。

          
           

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