第26番龍頭山 光明院金剛頂寺(こんごうちょうじ)

           

                     金剛頂寺 近辺地図
                    
                  JR後免駅から バス室戸岬:甲浦行き(急行便)約1時間40分
                                           元橋下車 徒歩約40分

                           金剛頂寺境内 配置図
                         

                
                         第26番 金剛頂寺 山門(仁王門)

          
                 守護神:仁王像(阿像)             守護神:仁王像(吽像)

                 
                   金剛頂寺 本堂(入母屋造り・本瓦葺き)、見事な曲線美

                  
                        御本尊                  納 経

 山号   龍頭山
 院号  光明院
 寺号  金剛頂寺
 本尊  薬師如来
 開基  弘法大師
 宗派  真言宗豊山派 

                住  所  〒781−7108 高知県室戸市元崎山乙523
                        電 話 (0887)22−0378

            御真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
            
御詠歌  往生に 望みをかくる 極楽は 月の傾く 西寺の空

  金剛頂寺 略縁起等(抜粋)
 大同2年(807)弘法大師は、修行を積んで虚空蔵求聞持の法を体得したこの
地に嵯峨天皇
の勅願を受けて、鎮護国家の道場として創建、開基した。

  室戸岬 第24番最御崎寺と相対しているので、最御崎寺を東寺、金剛頂寺を
西寺ともいう。

本尊は、大師の手による薬師如来坐像が安置されている。

  嵯峨天皇、淳和天皇の勅願所として榮えたが、文明11年(1479)火災のため
焼失した。直ちに復興、文明18年に新しく金堂が竣工された。
  
  全盛の頃は、長宗我部氏、山内
氏と代々の藩主からの寄進もあり、3500石を
領有していたとのことであるが、明治32年火災により堂塔等を焼失するが、再興
された.昭和58年に本堂が、新しく建立された。

  本堂横には、正倉院様式の霊宝殿がある。ここには大師が背負って歩いた旅
壇具や真言八祖像など重要文化財6点のほか、古美術が多く保存されている。
真言八祖とは、真言密教伝法の師、8人のことです。

  1粒万粒の釜が、大師堂横に保存されています。弘法大師が、3合3勺の米を
入れて炊くと、万倍にも増えたという伝説の釜です。

         
          

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