第17番瑠璃山 真福院井戸寺(いどじ)

           

                  
                              JR府中(こくふ)駅から徒歩約15分

                               井戸寺境内 配置図
                             

                    
                                   第17番 井戸寺 本 堂

                    
                                     大 門(仁王門)
             
              弘法大師 濁り水に悩んでいた人々のために錫杖で、一夜のうちに井戸を掘り出したという。
                                     ”面影の井戸”

                     
                           御本尊                   納 経
      

 山 号   瑠璃山
 院 号  真福院
 寺 号  井戸寺
 本 尊  七仏薬師如来
 開 基  天武天皇勅願
 宗 派  真言宗善通寺派 

                     住所 〒779−3118 徳島県徳島市国府町井戸北屋敷80−1
                              電話 (088)642−1324

            御真言  おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
            御詠歌   おもかげを 映してみれば 井戸の水 むすべば胸の 垢やおちなむ      

井戸寺縁起(境内掲示板から)
  当山は、40代天武天皇の御勅願 白鳳2年(673)の御開基なり。元瑠璃山妙照寺
と号し、弘仁6年815)春、弘法大師42歳の御時、四国八十八ヶ所霊場開創の砌、
しばらく 
御留錫 あって 、一刀三礼
にて御丈8寸余りの十一面観世音菩薩(一木一体の
御作1日国宝)を御彫刻なされ、当地濁水なるをあわれみ給い、大師みずから錫杖にて、
一夜のうちに井戸を掘り、清水湧水を面影に写し、石の御影を彫刻した御尊像 あり日
を限って
誓願すれば、直ちに御利益多く、世に日限(ひかぎり)大師として名高し。

  御本尊 十一面観音立像は、重要文化財に指定されている。
  当山御詠歌に、「面影を映してみれば 井戸の水 結べば胸の 垢や落ちなむ」と、
その後、寺名を井戸寺、付近を井戸村と名付けられたり。

面影の井戸という。現在も涌き出ている。))

  当山御本尊七仏薬師如来七躯は、全国一にして、七躍即滅 七福即生門、運厄除
難病平癒の霊験あらたかである。

  護摩堂不動王は、除災、交通安全の守護あらたかなり。

  当山大門は、蜂須賀重喜公の大谷別邸の門を寄進されたとのことです。有名なり。

 (面影の井戸は、濁った水を法刀により清くせられたという説もあるそうです。)

       
      

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