陶芸作品 56.









 

●「アマチュア陶芸大賞 かさま2005」の「かさまふるさと賞」受賞作品 
・「花器・瑠璃」
●茨城県陶芸美術館での展示
・真中が大賞で、両脇が優秀賞
●「かさまふるさと賞」の作品群
●980点の作品が所狭しと並ぶ茨城県陶芸美術館の会場
●品評を書いたパネル
 「花器・瑠璃」が僕の作品評
 「瑠璃釉も美しいのですが、その中に置かれる黒点も美しく調和しています。変形花瓶の多い中で、このような正統な形態も良いものです。」と書かれている。
●以下、作品の出来上がるまで
@成形
・仁清土を電動ロクロを使い紐作りで積み上げる
・実際は上下逆で写真の上の方を下にして積み上げていく
A下絵付け
・素焼き後に絵付け
・と言っても、下絵用の絵の具をスポンジでランダムに押し付けるだけ
・上から瑠璃釉を掛けてしまうので、一見、無駄なようだがこれが料理で言うところの「隠し味」になる
B施釉
・瑠璃釉を吹き掛ける
・浸し掛けだと均一に釉が乗らないので吹き掛けにする
C本焼き
・未だ、釉の掛かりが薄いようだ
・狙った色はもう少し濃い目
・もう一度、同じ瑠璃釉を吹き掛ける
・本焼きした後なので、少しずつ、吹き掛けては乾かし、吹きかけては乾かしを繰り返す
・厚目に施釉出来たところで、もう一度、本焼きする
D完成
・茨城県陶芸美術館の展示より
・昨年の「花器・備前」の入選に続いて、今年は思いもよらない賞を頂いた。
・これを励みとして更に作陶に勤しみたい。
・いつもお世話になっている鹿嶋の陶芸教室には感謝!無理を言って、電気窯の本焼きを2度していただきました。水野先生、ありがとうございました。