●大皿・織部

1日目
・美濃志野土70%+古信楽細目土30%
・美濃志野土は紐作りでは少し粘りに欠けるので古信楽細目土を加えた。
・紐作り
・今回は極力道具を使わず指だけによる成形
・口辺はあえて整えず

2日目
・高台の成形
・しばらく乾燥させた後、カンナで紋様をつけた

乾燥へ



・素焼き完了
・釉薬に何を使うか暫し考えよう
 ぐい呑みのテストピースで何個か実験してから釉薬を決めることに


・釉掛けは、先ず皿の中心部に織部の流し掛け
・次に全体を織部の浸し掛け。よって、中心部は2重に織部が掛かったことになる
・その後、左の写真のように一部の織部をへらで剥ぎ取った
・その上に、黄瀬戸釉を吹き掛けた(色の変わった部分)
・その時、黄瀬戸部分は新聞の型紙を作り、余分な釉が飛び散らないようにした

・さて、本焼きは如何に?


・織部と黄瀬戸のコントラストが綺麗に出た
・希塩酸に漬けて酸化膜をとった

陶芸作品 51.