あなたの知らない岩見沢ガイドツアー








2020年10月、岩見沢、 朝日炭鉱 跡を巡る探索ガイドツアーを開催。
今回は深い山中の廃墟を中心に巡る探索で、
上級者、健脚な方を中心に9名に参加頂いた。 廃墟

まずは旧国鉄万字線朝日駅跡に集合。
装備を整え簡単なミーティングの後、
山中に向かう。 出発


市街地を抜け、
炭鉱跡を目指す。
ほとんどの方が十分な装備だ。 出発


揃って林道を進む、
大正時代には個人による採炭が進んでいたここ朝日炭鉱は、
昭和15年から企業化、最盛期には430名以上の従業員で稼行した。 林道


まだ藪の茂る斜面を登る。
この先が最初の遺構、
火薬庫、そして火工所の廃祉だ。 斜面


レンガ造りの火薬庫に到達した。
火薬庫、火工所、土留めの
三点セットについて解説する。 火薬庫


火工所側は劣化が激しい。
付近でしばしの自由時間を設ける。
皆さん、思い思いに撮影を行う。 火工所


林道を進むと危険庫の廃祉がある。
全体のペースを確認しながら進む。
10月ながら気温が上昇してきた。 危険庫



ここからは林道を外れて、
獣道を進む。
辛うじての路らしきものに沿って進む。 探索


やがて本坑扇風機跡に達した。
煉瓦製の遺構が深い山中に残る。
扇風機による換気について解説する。 本坑扇風機


坑道から吸出し排気する扇風機。
坑道内を負圧にする理由等を説明。
プーリーなどの遺構も残存する内部を確認する。 扇風機


ここからは一部藪漕ぎだ。
時期的にまだ茂っている。
皆さん果敢にアタックだ。 藪漕ぎ

更に藪を漕いで進むと、百馬力捲揚機の廃墟がある。
地下の水平坑道から上部の坑道までを引き揚げる、
ワイヤー巻取り装置の成れの果てだ。 百馬力捲揚機

更に廃道を暫く登ると、
北部扇風機室に到達する。
日産100t体制を目指した合理化工事の痕跡だ。 北部扇風機室


北部扇風機室の内部である。
扇風機、原動機、トランス等の遺構が残存する。
皆さん交代で写真撮影を行う。 内部

ザックを置いて、撮影に夢中の参加者の皆さん。
換気の意義の中で、メタンガスの排除について、
メタンの特性と共に解説する 。 ザック


扇風機室の後は付近の入気坑道の探索だ。
素掘りのそこそこの大きさの坑道跡だ。
地底の異空間に潜る。 坑道




皆さんの撮影対象はコウモリだ。
逃げないもの、飛び回るもの、
日常ではなかなか見れない動物だ。 坑道




坑道内の地質や埋まる原炭にも注目だ。
支保工の成れの果ての木材や、
小動物の骨などの遺構も続く。 坑道




坑道内最奥埋没地点まで案内。
この坑道については事前説明なしのサプライズ案件とした。
ここでガイドツアーは終了、怪我等無く無事終えることができた。 坑道


参加の皆様、お疲れ様でした。
また、大変ありがとうございました。









参加者
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