我が玩具人生に一片の悔いなし!

バンダイ ガシャポンHGIF セーラームーンワールド5

月野うさぎ 制服バージョン

セーラームーンワールドのシリーズ第5作目にしてようやく制服姿のうさぎの立体化となりました。 エターナルセーラームーンがラインナップされていますがセーラースターズからのチョイスと言う訳でもない様で、この制服バージョンはブローチのデザインから見て第1シーズンの月野うさぎとなっています。 ちょっと舌を出してる表情が原作版を思わせますね。 が、正直言ってこれシリーズ第5弾の物としてはイマイチの出来では?特に腕のボッテリした塗装は何とかならなかったものか・・・それと襟のラインはちゃんと2本入っていますが、襟自体が小さめの為ちょっと見栄えが悪い感じ。 なんかグレードダウンしてるのが残念な出来です。 それと、こういうディスプレイベースが付属するなら単純に足の裏にダボをはめ込むだけでいいんじゃない?って思うんですけど・・・。
全体的にはそれ程悪くないと思うんですけど、制服の出来の部分で損してる感が有るのがちょっと勿体無い。


水野亜美 パジャマバージョン

セーラームーンSSの劇場版と同時上映された「亜美ちゃんの初恋」(原作第13巻:受験戦争編第2話「亜美ちゃんの初恋」)から亜美ちゃんのパジャマ姿、今回は水着バージョンより可愛くなった感じ。 しかし、良く見ると頬の辺りがちょっと膨らみ過ぎかなぁ? あと一歩って感じのもどかしさが・・・。 パジャマはパール塗装されていてキレイな仕上がり。 分解すると何と胸元まで作り込んであります!これは原型製作者のお遊びなのか趣味なのか^^; ここまでするなら脱いだ状態で飾れても良いんじゃないの?

「亜美ちゃんの初恋」では一番人気であった亜美ちゃんが主役となっていて、原作とほぼ同じストーリーとなっています。 セーラーVの美奈子を差し置いてのアニメ化というところにその人気の程がうかがえます。 SSの頃なので亜美ちゃん自身だいぶくだけてきた時期ですが、この作品では更にぶっ飛んでいます(笑)。 これがスターズ編の亜美ちゃんへの布石になっていたのでしょうか。 ともあれ亜美ちゃんファンには外せない作品ですね! 是非とも「まこちゃんのユーウツ」、「カサブランカ・メモリー」、「コードネームはセーラーV」もアニメ化してほしかったものです。


火野レイ 水着バージョン

レイちゃんの水着バージョン。 この水着は第20・67話で登場していますが、サングラスを着けているので20話からかな? 20話では髪を束ねている場面も見れます。 ポージングは「カサブランカ・メモリー」のラストに出てくる水着のレイちゃんにイメージが近いかな?水着は違うけど。 顔の出来はなかなか良い感じで、これぞアニメ版レイちゃんって感じです。 水着の部分でパーツ分割されているのでスッキリとキレイに仕上がっています。 サンダルの金具部分も塗り分けられていたりと細部も丁寧に仕上げられていますが、顎の辺りにゲート跡が来てしまう辺りはもうちょっと気を使ってほしいところ。

「カサブランカ・メモリー」、このお話は武内先生と声優さん達とで食事をした時のこと、うさぎ役の三石さんが花屋の前で「わあ、キレイな白いゆり」と立ち止まった時、レイ役の富沢さんが「カサブランカって言うのよ、あたしの大好きな花なの」と言ったのを目撃した武内先生が、この出来事からインスパイアされ生まれたストーリー・・・というのはセラムンファンの間では有名な話かな?^^ この時からレイちゃんの好きな花はカサブランカとなりました。 キャラクターに影響を与えてしまう程の魅力ある声優さんが、アニメ版セーラームーンに更なる魅力を与えているのだと思います。
カサブランカ・メモリーのアニメ化が叶わなかったのがつくづく残念・・・。


月野うさぎ 水着バージョン

第17話で登場のうさぎの水着姿。 虫食いの穴だらけのボロい水着にリボンを付けて誤魔化したものですが、なるちゃん達へのウケは結構良く意外とセンスあるのか? その後第20話にも登場しています。 うさぎの妄想の中では更にサングラスを掛けていますが、そのデザインは原作初期に見られたセーラームーンのゴーグルに酷似しています。 原作ではセーラーVの様にゴーグルを着けていて(名乗りのシーンですぐ外してしまう事が多いのですが)このスタイルは原作の特徴の1つですね。 ACT.3では着けているシーンが比較的多く見る事が出来ます。
水着のピンク部分はパール処理されていて、胸と腰のリボンは別パーツとなっています。 左足のサンダルがちょっと浮いている辺り、芸が細かいですね。
個人的には、第20話の「キャッホ〜イッ! あ〜おいうみぃ〜!」のジャンプしているポーズがうさぎちゃんらしさ爆発なので、そっちのポーズの方が良かったかな〜って思っちゃいますけど。

ズラだけで飾れます。


ディフォルメ ちびうさ&ほたる メイド服バージョン

ディフォルメされたちびうさとほたるのメイド服バージョン。 ちびうさはなかなか可愛らしく仕上がっていますが、ほたるはちょっと髪が重いかな・・・何かヘルメットを被ったみたいに重たい感じ。
両方とも結構良い出来だとは思うのですが、個人的にメイド服があんまり好きじゃないので正直このシリーズ中一番どうでもいいアイテム・・・。 これを出すならタキシード仮面出してやってくれよ! 衛さんの気持ちを4文字で表すと「トホホホ」になるのでは・・・。
個人的には海野となるちゃんのペアなんかも欲しかったかな。


エターナルセーラームーン

これは気合の入った一品ですねぇ。 クリアーにパールを吹いた翼が非常に美しく、撮影してて楽しくて画像が多くなってしまいました^^ 髪が前回のスーパーセーラームーンの様なパール処理ではなくなっていますが、何故でしょう? とてもキレイだったんですけどねぇ、表現がクド過ぎたのかな? 胸の羽状のリボンもクリアーパーツにパールが吹かれ、手首にも三日月が描かれる細かさ、まぁとにかく豪華な仕様。

私、セーラースターズのオープニングでの5人で手を繋ぐシーンが大好き、スターズまで見続けると5人の絆を感じさせるこのシーンを見ただけで涙腺が緩みます。 それゆえギャラクシアに仲間4人を奪われたうさぎが「レイちゃんをかえして、まこちゃんを美奈子ちゃんを亜美ちゃんを・・・返せー!!」と絶叫するシーン(第196話)は真に迫るものが有りました。 それまでなら「返してよ」みたいな言い方だったと思うのですが、この時ばかりは違い4人に対するうさぎの想いを強く感じさせるシーンでした。

最終話でのセーラームーンは、希望の光:ちびちびのスターシードの力で更なる変化を遂げドレスに翼の生えた姿に、その後裸の状態に翼の生えたまるで天使を思わせる様な姿に変化していきます。 対してギャラクシアは悪魔を思わせる姿に変貌しています。
ラストでのセーラームーンは頑なに戦いを拒み、ギャラクシアの中に眠る希望の欠片に語りかけギャラクシアの希望の光を目覚めさせカオスから救出します。 セーラースターソングにのせて展開するこのラストは非常に美しく感動的なシーンだと言えると思います。 銀河を照らす程の輝き持つまでに成長した月野うさぎ、みんなのママは強くなりましたね! 正に泣き虫うさぎの華麗なる変身であったと思います。

今回紹介したセーラームーンワールドシリーズ1〜5以外にも、フィギュアマニアックスのおまけの「原作版セーラームーン」や10周年記念キャンペーンで2000名に当たった景品の「ミュージカル版スーパーセーラームーン」等もありました。 ミュージカル版はハイパーホビー誌面で、4代目ムーン役黒木マリナさんとバンダイ開発担当さんの対談があり、その時マリナ嬢が「これパンツ白じゃないですか、ミュージカルではピンクなんですよ!」とツッコミを入れていました。 その後黒木マリナ監修済みという事でパンツ(ブルマ)はピンクに修正された様です。 機会が有ればこれらも手に入れたい!

これでセーラームーンワールドの紹介は一応終了です。 ちょっと前の物でしたが、開発者の熱意も感じられ非常に面白いシリーズでした。 また人気が再燃して新たなシリーズがラインナップされたら良いですね!!


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