Ghent,Bergium [April, 2008]

Bosch巡礼の一環として、Brusselsに滞在中にGhentとBruggeを回っておくことにしました。土曜日に二つの街を巡る計画です。あいにく朝から冷たい雨でしたが、翌日は移動日だったため、Hotelを出るのを少し遅らせるくらいしかできず。電車に乗ってから、二つの街の観光spotを列挙したmemoをhotelに忘れたと気づきました。出張して一週間ほどすると注意力が散漫になる傾向がありますが、まざにその通り。記憶と現地調達の地図だけを頼りに歩いたので、取りこぼしの多い旅でした。
 聖ピータース駅から市電でKorenmarkt広場へ。このとき路線の選択を誤り、妙に遠回りするrouteに乗り込んだのですが、雨宿りついでの市内見物と割り切ることに。
前日、仕事でAntwerpにいたときに買った地下鉄・市電・bus共通の回数券がGhentでもBruggeでも通用したのが感動ものでした。
かくして冷たい雨の中、鐘楼に到着。ここには観光案内所があり、市内の地図をもらいました。
背景はフランドル伯の居城。こちらに向かってくる市電と一緒に撮影しようとしましたが、交通量が多く思う場所には立てませんでした。 
 Leie川の両岸に美しい街並みがあると聞いていたので、少し歩いてみました。
それほどでもない気がしたのは、すでに十分寒かったから?
途中で方角を取り違えたりしながら、再び市電に乗れる場所に戻ってきました。市内観光が目的ではなく、美術館に来たついでに散歩しているのだと再度自分に言い聞かせ、駅に向かう市電に乗車。もよりの停留所はあらかじめ美術館に問合せして把握していましたが、雨を逃れてほっとしている間に降り損ねてしまい、一つ先から歩いて戻る羽目に。
 多少の回り道はしたものの、ようやく美術館のある城塞公園に到着。しっかりと方角を見定めて園内に入ります。
 これが美術館の正面入り口。ほっとする一瞬です。  左に振り向くと庭園。
美術館から駅に向かう途中、公園の一角にある池。この辺でようやく日が差し始めました。予定より遅れ気味なので、先を急ぎます。
 美術館の正式名称です。ここでBoschの"十字架を担うキリスト"と"祈るヒエロスムス"を鑑賞。他に大して観るべき絵のない美術館でした。休憩を兼ねてcafeで昼食。時節柄白アスパラガスを賞味します。 
 これから電車で北上してBruggeを目指すのですが、公園から駅までの道のりが思ったよりも遠く、乗れるかも知れないと期待していた電車には間に合いませんでした。待ち時間がかなりあるので、coffeeを買って待合室に座り込みます。
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