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FFM3番艦「のしろ」就役

 12月15日、三菱長崎造船所で「もがみ型護衛艦(FFM)」の3番艦「のしろ」の海上自衛隊への引き渡し式が行われた。配備先は佐世保の第13護衛隊。

 計22隻が建造されるFFMは従来の護衛艦の装備に加えて機雷戦の能力(機雷の敷設や除去、探索)なども合わせ持つ。これまでの護衛艦と一線を画した運用が想定されている。

 すでに1・2番艦は「掃海隊群」に配備され、残り20隻は護衛艦隊直轄部隊(第11〜15護衛隊)に所属していくようである。その間に直轄部隊の古い護衛艦を順次退役させ、すべてがFFMとなる。これは閣議決定された「防衛力整備計画」にも明記されている。いずれFFMの部隊は掃海隊群下に入り、「水陸両用作戦」を任務とする新たな「護衛艦・掃海艦艇部隊」を編成する。

 また12月21日には第1ドックで6番艦「あがの」が進水した。引き続き同じ場所で7番艦が建造される。

(2022年12月16日)