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感動と学びを共有し運動の力に

日本平和大会 長崎県代表団報告集会

 11月25日、長崎県平和委員会は日本平和大会in沖縄の報告集会を開き17人が参加しました。はじめに写真をふんだんに使って平和大会の豊かな内容と県代表団の行動が紹介されました。キャンプ・シュワブ前での説明、デニー知事のあいさつやチーム緑ケ丘のお母さんの訴え、大熊ファミリーのうたごえなど、音声も随所に組み込まれ、大会参加者には感動を思い起こすものとなり、参加しなかった人たちにも雰囲気が伝わるものとなりました。

 県代表団14人(20代〜70代)のうち8人が出席し、それぞれの思いを語りました(都合で欠席した4人の感想文も代読)。3人の若い世代、1人のベテランの感想を紹介します。

・就職してからは、戦争や平和について考えることから離れていた。しかし改めて戦争の悲惨さや沖縄の現状を知った。被爆地ナガサキで若い仲間を増やして未来につなげる活動するのが自分たちの使命じゃないかと感じた。
・辺野古や署名運動は人ごとのように感じていたが沖縄に行って現地の人の話を聞いて真剣に向かい合わないといけないと感じた。自分の目で見て感じて周りの人に広げていくことが大事。少しずつでもいいからいろいろと学んでいきたい。
・沖縄に凝縮された戦争の傷跡や日米安全保障条約に基づく基地の実態、島の平和を求めて常にたたかっている住民の声を国内や世界中に発信することが大切だと感じた。まずは職場で報告集会を開きたい。
・また沖縄かと義務で参加。しかしとんでもなかった。たたかいの高揚の中でいろいろ学び、感動があった。ふつうのお母さんたちが立ち上がり運動に加わる。周りの支えの中で自信を深めていく。共感しあえれば運動が広がり強くなることを学んだ。代表団の若い人たちともいっしょに平和について考えることができてよかった。

 現在、大会参加者はLINEグループを作って交流を深めています。当面、12月20日のジュゴンアクションや1月の原水協学校/日出生台集会への参加を呼びかけています。年内に報告集の発行を予定しています。

(2019年11月26日)