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沖縄米軍ヘリ窓落下事故に怒り

安全な学校を★ジュゴンアクション31

 12月26日、31回目のジュゴンアクション行いました。

 クリスマスの翌日で、売れ残り(?)のケーキを買いに並んでるお客さんはたくさんいましたが、全体的に人通りが少なく、荷物を両手にたくさん持ってる方も多く、チラシの受け取りも少し芳しくなかったかなという印象でした。ですが、1時間の取り組みで、用意したチラシは150枚配布できました。今回のチラシには、米軍ヘリの窓枠が落下した小学校の子どもたちの作文の一部を紹介しました。

 署名、メッセージの呼びかけに応じてくれた方の中に「何もかもオカシイ!」と言いながら署名して下さいった方がいらっしゃいました。近くで待ち合わせ風の20歳くらいの男性は「チラシ、一枚ください」と自ら受け取り、「オスプレイって事故率すごく高いですよね」と関心あり気で我々のアクションに「頑張ってください」とエールをいただきました。
 「沖縄の小学生の言葉も載せてますー」と訴えると振り返ってチラシもらってくれる人が数名いました。署名してくれた方もチラシを読む前から「この前の小学校、嫌ねぇー!ケガ人が居なくて良かったー」などと話してくれました。

 今年最後のジュゴンアクション、年末の忙しい時期に皆さんお疲れさまでしたー^ ^

沖縄普天間の子どもたちの声を聞いてください!

安全な学校がいい ヘリ窓落下事故、子の心に傷 教諭手記「不条理いつまで」

米軍の大型輸送ヘリの窓が落下した沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校の教諭は、事故直後の校内の様子や、児童の言葉を手記にしました。手記の中から学級の子どもたちが欠いた作文を一部抜粋して紹介します。(琉球新報より)

 学級の子どもたちが書いた作文から、一部抜粋してみる。

「教頭先生に明日は安心して学校にきてね。と言われたから、学校に行っていいんだと思いました。みんなも来ていたからよかった。運動場はしばらく使えないけど、やっぱり学校は楽しい。」
「ヘリコプター、普天間第二小学校の上を飛んだらダメです。二どとこんなことはおきてほしくないです。きのうはほんとうにふあんでいっぱいの1日でした。」
「ぼくはあんぜんで、けがのない小学校がいいです。」
「おうちの人がしんぱいしたので、わたしはみんなにたいせつにされているんだと思いました。わたしは、かぞくとか、お友だちとかせかいじゅうの人をたいせつにします。もうヘリコプターはとばないようにしてほしいです。どんな時もどんな国でも、こんなあぶないことはおきないようにしてほしいです。」
「ぼくはこうかんじました。ぼくの学校は、こんなにきけんととなりあわせなのかと。」

 事故後、一見今まで通り元気に過ごしているように見える子どもたち。だが、不安を抱え、外で思い切り遊ぶというごくあたりまえのことを我慢しながら学校生活を過ごしている子どもたちの心の内は傷ついている。そんな子どもたちを目の前にして、教育に携わる一人の大人として、こんなにも危険な状況を、一体いつ断ち切ることができるのかという如何ともしがたい思いを伝えたく、この一文をまとめた。(教諭の手記より)

(2017年12月27日)