ホームニュース一覧2016

川内原発は2度と動かさない!

さよなら原発!11.13全国集会に2000人

 11月13日、JR鹿児島駅前広場で「さよなら原発11.13全国集会」が開かれました。定期点検で停止中の川内原発1号機を2度と再稼働させない、脱原発を掲げる三反園知事を激励しよう、と約2000人が集いました。

 4年前の知事選で善戦した向原祥隆さんが基調提案。「大津地裁の高浜原発稼働差し止め、鹿児島に続いて新潟でも米山隆一知事の誕生。この流れは止められない。原発事故が起これば誰も責任は取れない。三反園知事が公言した検討委員会を早急に発足させ、結論が出る前に稼働させるなの声を強めよう」と呼びかけました。

 さよなら原発1000万人アクションの鎌田慧さんは「これまでは日本中の原発によって私たちが包囲されてきた。しかしいまや逆転して、私たちの運動によって、私たちの候補者が首長に当選するチャンスがやってきている」と指摘しました。そして「私たちの運動によって簡単には再稼働できない状況になっていることに確信を持とう。そして自信を持って各地でたたかいをすすめ、私たちの未来を獲得しよう」と呼びかけました。

 郡山から駆け付けた再稼働阻止全国ネットワークの橋本あきさんは「私は『のび太』のママのように普通のお母さんだった。多くの人たちは「私が声を上げても・・」と集会には参加しようとしない。でも私は原発にむかついて頭より先に行動にでてしまった。三反園知事に頑張ってもらいたくてここまでやってきた」と述べました。

 熊本・原発止めたい熊本の会の永尾佳代さんは熊本大地震で福岡に避難したが、余震におびえながら通常2時間しかかからないところが8時間かかり、その間、川内原発の情報は全く聞けなかった体験を紹介し、「日本全国どこでも大地震が起きてもおかしくない状況。熊本大地震は川内原発を動かすなという警告だ」と訴えました。

 原発ゼロ連絡会からの参加は15名でした。長旅のバスの中では恒例?の「さよなら原発クイズ」と九電OBの川瀬正博さんのミニレクチャで学習をしました。参加者からは「普通の人が運動に立ち上がる原点を理解することが大事」「公約を守らせていくたいへんさを実感した」「地元の参加が少なかったのは締めつけが強いからか」「長崎がリードしたパレードのコールがよかった」などの感想が出されました。

(2016年11月14日)