倉島岸壁の整備終了 4月1日、佐世保市干尽町の海自倉島岸壁の整備が終わり、落成披露式が行われました。 倉島地区は佐世保港発展の障害のひとつであり、佐世保市は米軍施設への移転を求めていましたが、費用の問題で断念。全体的に施設の老朽化が進み、近年の大型艦艇の係留に対応できなくなったため、200億円をかけた全面改修工事に入っていました。倉島岸壁の整備は約60億円で3月末に完工しました。浚渫工事は07年度まで続けられ、さらに陸域の建物・施設整備がこれから進められようとしています。 佐世保市は倉島岸壁を開放して海上自衛隊の艦艇を観光客らが見学できるように、海自佐世保地方総監部と協議を始める方針で、自衛艦を軍港都市・佐世保の新たな観光資源として活用しようとしています。自衛隊にとっては広報として利点があるために願ったりかなったりでしょう。
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