自衛隊のイラク派兵に断固抗議する

 九州北部の陸上自衛隊員約500人の第7次イラク派兵が7月30日にも行われる事態になっていることに抗議し、有事法制に反対する長崎県連絡会は29日、派兵中止を求める緊急昼休みデモを行ないました。緊急の呼びかけでしたが約80名が集まり、「自衛隊イラク派兵反対」のプラカードや団体旗などを手に、長崎市役所前から県庁前までの官庁街を往復し、「自衛隊はイラクから撤退させよう」「アメリカのイラク占領に加担するな」「平和憲法を世界に広げよう」などとシュプレヒコールを繰り返しました。
 今回の派兵には県内から、大村駐屯地の160人、相浦駐屯地の32人、対馬駐屯地の8人の計200人。
 県連絡会の大塚孝裕事務局長は「すでに多くの国はイラクから撤退し、またはその計画を表明している。自衛隊派兵の要件は破綻しているにもかかわらず、憲法を無視する行為が繰り返し行なわれている。憲法9条を守るためにも、これらひとつひとつに怒りをもって行動を続けていこう」と訴えました。