世界の人々と心ひとつに
戦争をくいとめよう
イラク戦争反対、長崎市民集会に350人!

 3月18日、ブッシュ大統領はイラクのフセイン大統領の亡命がなければ武力攻撃を行うと最後通告を突きつけました。
 この日、夕方6時から長崎市民会前広場で「イラク戦争反対、平和を守れ3・18長崎市民集会」が開かれました。被爆者や大学教授、弁護士、僧侶、医師など9名の呼びかけによるもので約350名の市民が集まりました。
 被爆者の山口仙二さんは「世界中で攻撃反対の声が盛り上がっている。気持ちは皆さんと同じ。原爆の後遺症で50年以上も苦しんでいる。アメリカはイラクで核を使おうとしている。何としても阻止しなくてはいけない」と訴えました。

 「いてもたってもいられない。何かできることはないか」と駆けつけてくれた瑞穂町の障害者打楽器演奏団体「瑞宝太鼓」のみなさんは力強い太鼓の響きで平和を訴えました。中心メンバーの福岡心治朗さんは「戦争は住みやすい世界を願う私たちの願いに逆行する」と語りました。青年は、手をつないで目をつむりイラクの人たちのことを考えましょう、と思いの丈を語りました。みんなで歌った唱歌「ふるさと」も平和への想いを一つにするものとなりました。
 最後に集会名で抗議文を採択しました。ブッシュ大統領には「米国とその追随者がイラク攻撃を強行すれば後世の歴史は、かれらに世界の平和のルールを破った「ならず者」の烙印を押すでしょう。法も道理もないイラク攻撃に私たちは断固として反対します!」
 小泉首相には「日本政府は異常ともいえるアメリカ追随ぶりをしめしています。政府の態度は『戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』ことをうたった日本国憲法の精神を踏みにじるものです。」
 集会のあと参加者は、浜の町アーケードを通って鉄橋までピースパレードをおこないました。色とりどりの風船、イラストやメッセージをかいたプラカードをかかげ、シャボン玉を飛ばし、うたを歌いながら、携帯電話のアンテナのライトをともしながら、市民に戦争をくいとめようとアピールをしました。

浄土真宗本願寺派 円城寺住職 大串嗜乗さんのメッセージ

 「殺すな、殺させるな、殺すものに手を貸すな」
 このお釈迦さまのお言葉を私たちは大切にしています。
 みなさん、「いのち」の重さを考えたことがありますか?「いのち」は地球よりも重く、かけがえのない尊い「いのち」です。なにものにもかえられないものだと言われています。
 なぜでしょう。
 みなさん、大切な方とお別れしたときのことを思い出してください。どんな言葉でも表現することのできない胸の痛みとなってきます。
 だからこそ「いのち」は尊いのです。
 その「いのち」を生きているのが私たちです。イラクの人たちもアメリカの人たちも大切な尊い「いのち」を生きています。
 怨みを怨みで報いることは怨みの連鎖です。どんなに長い時間がかかろうとも話し合いで解決するのが人類の智慧です。
 みなさん、戦争止めろの声を大きくしましょう。