ステンレス母材の洗浄
洗浄の業界の永い常識では、塩酸でステンレス母材は洗えない!
と言われて来ました。

ハロゲン族を含むイオン(塩酸)に弱いステンレス母材の洗浄を、
それが存在してもステンレスを傷めない
画期的な新しい洗浄剤を創りました。

下のステンレス製テストピースをご覧下さい。
他社の洗浄剤で洗いました。通常のハロゲン族を含む(
フッ酸飽和添加で塩酸20%濃度)で48時間洗浄、浸漬したもの
かなりボロボロになっており側面の圧延が解かるほど腐食しています。


新しい洗浄剤にて、同じく通常のハロゲン族を含む(フッ酸飽和添加で塩酸20%濃度)
で48時間洗浄したもの。信じられない事ですが、全くダメージが見られません。
シリカスケールの分解に難儀している東北地方の熱交換器は、
新しい洗浄剤の登場で、再生可能となりました。
(洗浄試験前に研磨した細い傷がそのまま残っているのが確認できます。)

昨年、宮城県にある、大手コピー機メーカーさまの工場冷凍機で、
ステンレス製プレート熱交換器の内部にシリカが付着し、
生産の危機に至りました。除去のため、現在日本のあらゆるメーカー
製の洗浄薬品を試し洗浄したのだそうですが、結局ダメだったそうです。
勿論日本のあらゆるメーカーは、「おちる!」と豪語したのだそうですが・・・・。
弊社も近頃はお客様から、「アルファが落とせなければ他じゃ無理!」
洗浄屋として、そう 言って頂けるようなので、早速依頼があり
きれいにシリカをおとしてご覧に入れました。
そのときの写真です。ステンレス母材にシリカが分厚く付着しています。
左側洗浄前  右側洗浄後、完全にシリカが分解されピカピカきれいになりました。




トップへ
トップへ
戻る
戻る